eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

トホホの単独作業なのか

2020年10月13日 | eつれづれ

品 名 MDSモールドジスコン(単極形)
○仕 様 (東京電力殿仕様)
モールドジスコン(単極形)(一式)※生産終了しました。
モールドシスコン単極形一式
用 途 単極形断路器で高圧キャビネットまたは借室等で責任分界点に使用。
種 類 A-2形・自立形・壁掛形
定格電圧 7200V
定格電流 400A
定格周波数 50Hz
定格短時間電流 12.5KA 1秒間
絶縁階級 6号A


引き込み高圧ケーブル等の高圧絶縁抵抗測定で短絡接地取付て測定しても何も問題ないが、通常は誰もしない。
定期点検は電気室での作業に見受けられるが...以前から言っているが作業接地で人命第一、何故交流負荷開閉器(LBS)負荷側に接地しないのか...。
そもそもの素人電気ヤが1人でやったヒューマンエラーのようだが。
短絡接地器具も車用のブースターケーブルの様だが接地線無しでは意味がナイ。
この事例が本当なら対策も教訓も学習されずが現実。

定期点検等の作業は小さい所でも2名で行う、この事業所もPASとキュービクルまでの距離は長く建物の影で柱が見えないPAS開放者とキュービクル電圧確認者とは携帯電話で連絡を取り合い、柱には投入禁止、作業中、脚立は見えないところにたたみ、PAS開放者がキュービクルに来るまで待機する。
電圧計0V.高圧検電、印加電圧無しを確認後、短絡接地取付が交流負荷開閉器(LBS)負荷側に取付しピーピー鳴るDSフック棒は交流負荷開閉器(LBS)電源側に引っかけて作業開始。
短絡接地線は安物のブースターケーブル代用はNG、溶断する話だ。


国、県、市...もう色々なクーポン集めて訳が判らない

2020年10月10日 | eつれづれ

GoToイート、低額飲食は対象外へ 「錬金術」問題で
政府の飲食店支援策「Go To イート」のポイント事業で不適切な利用が出ていると指摘されている問題で、加藤勝信官房長官は8日午前の記者会見で、ポイント相当額(昼食で500円分、夕食で1千円分)を下回る飲食を事業対象から外す方向で調整していることを明らかにした。
農林水産省が同日午後にも発表する見込みだ。
この事業は13のインターネットの予約サイトを通じて飲食した人に、昼食で500円分、夕食で1千円分のポイントが後日もらえる仕組み。
10月1日の開始後、大手焼き鳥チェーンで、ポイント相当額を下回る飲食で済ませて差額を得る利用方法がSNSで「錬金術」などと紹介され野党議員らが見直しを求めていた。
加藤氏は会見で「昼食500円、夕食1千円未満の金額で飲食した場合にポイントを付与しない方向で対応策の詳細を検討していると聞いている」と語った。

持続化給付金の不正と言い、よくも考えつくものだ...。
GoToキャンペーンの15%分の買い物券は2日の有効期限では短い...これも宿泊した場所の近郊で消費してとの事なので仕方ない。


2割負担をもくろむ決定か!

2020年10月10日 | eつれづれ

医療費2割案、190万人が対象 75歳以上、年収240万円から
75歳以上の人の医療費窓口負担について年収240万円以上で383万円未満の人を現在の1割負担から2割に引き上げる案が厚生労働省内で浮上していることが9日、分かった。
対象は十数%に当たる約190万人。菅政権として新型コロナウイルス感染拡大の状況を見つつ、全世代型社会保障検討会議などで議論し、年末までに決着を図る構えだ。
高齢者2割負担に慎重姿勢 日本医師会の新会長
高齢者に負担増を求める「痛み」を伴う改革だけに年収の線引きを巡っては政府、与党内や医療関係団体にも異論があり、調整を本格化させる。
厚労省の暫定的な試算で、負担が1割から2割になる人が医療機関の窓口で支払う額は年間3万5千円程度増える。

野党も日本学術会議などのクダラナイ問題などにワーワー騒いでいないで、マトモな負担無しの対案を出せ、また肝心な時にダンマリ決め込むのかと多くのネット民からの声が!!...。
月20万以上が2割に該当するが団塊の世代は2025年には、みな75歳以上の後期高齢者となる。
結局は無いものからは命まで盗れない現実だ、議員など誰がやっても同じ事...変わり様ないので足運ぶだけ時間のムダ、世の中サッパリ良くならないゾ。



漏電ブレーカ感度と漏れ抵抗

2020年10月09日 | eつれづれ

漏電ブレーカ30mA感度の時、検出可能抵抗は4.12kΩ。

漏電ブレーカ100mA感度の時は1.16kΩ。

漏電ブレーカ500mA感度の時は0.14kΩ。

D.C種接地抵抗値は同じで漏電ブレーカ感度だけ変えてみた場合、500mA感度の場合絶縁抵抗も0.14kΩ(140Ω)まで低下しないと検出出来ない。
漏電ブレーカ30mAの高感度にした場合、4.12kΩ(4120Ω)の抵抗値で検出可能との意味である。

漏電ブレーカ500mA感度、C種=5Ω.D種=20Ωに変えた場合、漏れ抵抗は0.2kΩ(200Ω)となり、接地抵抗値が低いと漏電ブレーカ感度が500mAと鈍くとも、その分漏洩電流は多く流れる。
C.D種の接地抵抗は直列に入っているので接地抵抗は低い方が漏洩電流は流れやすくなる。
C種(特3種)の既定値は10 Ω以下なので通常、これ以下をキープしている。