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絶電、盗電の電力事情

2019年12月29日 | eつれづれ
<北朝鮮内部>また大停電 北部では「電気ゼロ」地域も 金正恩氏も「国の電力網破綻する」と不法使用統制と節電指示
節電と盗電取り締まり命じた金正恩氏。
厳冬期に入った北朝鮮各地から、電力供給が麻痺状態に陥っているとの情報が続々伝えられている。
金正恩氏直々の「節電指示」もあった模様だ。
北部地域の複数の取材協力者が伝えてきた。
北朝鮮は水力発電への依存度が約70%と高く、ダムが凍結する12月から電力供給が悪化するのは毎年のことだが、この数年は供給がゼロの「絶電」地域が出るなど、深刻な状態が続いている。
咸鏡北道会寧(フェリョン)市の協力者が27日に伝えてきたところによると、12月初めまで一日に3~5時間程供給されていた電力が、22日頃から30分~1時間程度しかなく、日によっては1秒も来ない状態だという。
会寧市は、金正日氏の母・金正淑(キム・ジョンスク)市の生誕地で他都市に比べて比較的優遇されているばずなのだが。
また、両江道の中心都市・恵山(ヘサン)市に住む協力者は20日、「現在、一日に3~4時間程度しか電力供給がない」と伝えてきた。
◆正恩氏「電力網が破綻する…」
会寧市の協力者は深刻な電力難と関連して、22日に金正恩氏の「心配のお言葉」が機関、企業所、人民班に対して伝達されとして内容を次のように述べた。
「金正恩の『お言葉』は、電力をでたらめに使用しているため、国の電力網が破綻しそうな有り様だ、全国的に節電闘争を繰り広げよという内容で不法な盗電行為の集中取り締まりが始まった」
道・市など地方政府の配電部が互いに他地域を取り締まる「交差検閲」を進めて電気を規定に外れて使用したり、使用料を支払わずに盗電する者の摘発を始めた。
また、警察などの公安機関では賄賂を出して電気を使ったり、逆に配電部の役人がこっそり電気を販売する行為の取り締まりをしており、12月25日に一次総括をして、検挙した者に罰金を科したり、思想闘争にかけたりしたという。
余裕のある住民は中国製の太陽光発電パネルを購入して電灯用に使っているが、勝手に電線を分岐して盗電する家が多く、また電線を地面に埋めて隠すケースもあり、取り締まりはさしたる効果が上がっていないという。
そのため、盗電している者を密告する仕組みを人民班に作るように指示があったと、協力者は伝えた。

絶電、盗電...貧しかった戦前の日本の様だ。
クリスマスプレゼントも無くミサイルも何もハッタリか。
先制攻撃で電力網破壊されたら、直ぐ崩壊だろう、この様な時に戦争しかけるのは無理。
北の怖いところは自分の懐事情を理解せず、イケイケで突っ走る暴走する事の様だ。




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