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年金の繰り下げでアップ??

2017年02月27日 | eつれづれ

75歳以上まで生きていれば
 老齢基礎年金は、20歳から60歳までの40年間、保険料をすべて納付した場合は、78万100円(平成28年度)になります。また、保険料は1万6260円(平成28年度)になります。そこで計算すると、
78万100円÷480月(40年)=1625円
つまり保険料を1カ月納付するごとに将来の年金が年間1625円ずつ増額されるという計算になります。
ですから元を取るためには1万6260円÷1625=約10年ということになるわけです。
したがって老齢基礎年金は計算上、10年以上もらうことができれば、元が取れる制度ということです。
ちなみに現在の受給開始年齢は65歳なので、75歳以上まで生きていれば損はしないことになります。将来的には受給開始年齢を70歳に引き上げるような話も出ていますが、とりあえず、長生きすればその分多くもらえる年金。
■保険料を払うことが難しい場合は免除制度等も活用しよう
人生いろいろ安定した仕事について生活が順調なときもあれば、退職等により収入がなくなり生活が厳しいときもあるわけです。そういったときは、国民年金には免除や猶予制度があるので自分が該当するかどうか確認することが大事です。
保険料免除や納付猶予になった期間は、年金をもらうために必要な10年にもカウントしてくれますし、老齢基礎年金の金額にも一定程度反映してくれる場合もあります。
ケガをした場合にもらえる障害年金や家族がなくなった場合にもらえる遺族年金は、老齢年金と異なり保険料を払っていないと受給できなくなってしまいます。しかし、保険料免除や猶予期間は未納期間ではないので、いざというときに大きな違いがでてきます。免除、納付猶予制度は、所得基準以外にも、失業中の場合、学生の場合、配偶者からDVを受けているような場合も対象となるケースがあります。いざというときのためにも、保険料を払うことが難しい場合は免除や猶予の申請を忘れずにしましょう。
年金については自分が保険料を掛けていた分はもらえない、将来破綻するのではと思っている方もおられますが、まずは、年金制度をきちんと理解し自分の老後を考えて行動することが大事です。

65歳過ぎてもサラリーマンやっていてもサスガに67歳となると、一般的な会社では退職となるが2年間の繰り下げ受給で16.8%~24.5%増額の試算か。
これも、後何年生きられる保証など無し...ガクッと来なければ良いのだが余命は神のみぞ知る。

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