R/T相用の電流トリップコイル。
過電流継電器を経由して事故電流が流れた時、コイルに通電されプランジャが吸引、ロックされたツメを外してバネ蓄勢で
真空バルブの接点(5ミリ程度か)を開とする。コイル定格電流は3.5A。
このトリップコイルは二次電流引き外しトリップ用のもの。
7.2kV.12.5kA600 Aの真空バルブ。蓄勢バネは各相についている。バルブの移動部は編み導体より高圧銅バーに固定させている。
3極連結シャフトを取り外すと理解出来る。
既に40年経過した東芝の真空遮断器だが不具合出たら補修など無理、交換する以外に無い。
考えて見るとバネ折損で他の相は開放していても電圧印加している事も考えられる...検電、印加電圧無しを確認後、短絡接地取付が基本だ。
慣れてくると基本を忘れて作業するベテランと称するバカ、怖いもの無し初心者が出てくるので要注意だ。
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