eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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高周波誘導加熱炉のメンテ

2010年05月25日 | eつれづれ
毎月、米国製インダクトサーム社のメンテ(運転確認と清掃)をやっている。

炉体コイル直前まで銅バーで電力を供給するがそこから先は冷却水、兼務のホース内水(一次.二次の熱交換した別系統の水)より電流を流す。
溶解した金属物を取り出すのに炉体を斜めにして湯を流す。よって可動する電線で無いとダメで、しかも炉体コイルの冷却もしないとダメ。
結果、水に於ける導体、冷却となり一石二鳥のシステムとなる。
2つの誘導加熱炉があるので銅バーも2系統ある。
電力はMAX.75kW出力、周波数出力MAX3kHz仕様。

周波数に比例して炉体にある漏電検知センサーもグラフの様に出力UPするのだろう。
(このグラフは単なる参考でアテにならない)

色々、ボランティアで技術的な社会貢献している??土方電気ヤでした。

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