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排風機55kW高圧電動機の交流耐圧試験

2018年03月23日 | eつれづれ

排風機3kV.55kW三相4P誘導高圧電動機の高圧ケーブル端末処理。
東芝三菱電機産業システム(株)...2018年製。大手重電メーカーも一緒になる時代だ。

電動機端子接続。

テーピング処理。

2コンタクタVCS、リアクトル起動盤。

交流耐圧試験前後の高圧絶縁抵抗測定。

交流耐圧試験5,175V.10分間印加。

電動機側の交流耐圧試験時、検電器で印加電圧確認。
耐圧試験は起動盤電源側、CV14sq*推定100mと起動盤~電動機までのCV14sq*推定80mの2回に分けて実施する。

3kV.55kW乾式リアクトル起動電動機主回路。

CV14sq*推定100m高圧ケーブル一括に流れた二次側充電電流は実測56mA。

計算値では73.5mAなので推定値よりm値は少ない可能性がある。

そもそも3kV回路でも今は6kV高圧ケーブルを使用しているので関係ない...20年前の話か!!。



接地線引出は銅テープにパチンとはめて(一体もので)ケーブルゴム端末より出す。
これで実際にやった30kV直流耐圧試験印加でも唸りはしたが特に問題無くOK。

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