差動電流で逆電力継電器(RPR)を動作させるデモ機例。
注2の最後文言は近くなる箇所に設ける...抵抗無くす為か?、定格5.1A近くに合わせるの方が正解か。
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某、技術誌面に掲載されていた比率差動継電器RDf(87)の入力となる変流器(CT)の結線図、ベクトル図。
特高変電所に使用している例だが、CCTは変流比を合わせる、現在のマッチングタップ整定は継電器にて簡単に出来る。
補償変流器(CCT)は、不要となり比率差動継電器RDf(87)内の整定(マッチングタップ)で1.2次の電流を合わせる。
ネットよりコピーしたもので、コチラは補償変流器(CT)では無く補助変流器(CT)。
CTの種類の中に補助CTなるものがあるようですが、これは何のためにつけるのでしょうか?
結線を見ると主CTの2次側についてたりするんですが・・これで更に何かを計測したりするのでしょうか?
ベストアンサー
普通のCTは二次電流が5Aですが、これは(電子化以前の)過電流継電器などでは、 電流の大きな5Aの方が都合が良かったので、5Aが標準になったのです。
CTの負担は(容量)、二次電流×二次側インピーダンスで表されます。
負担が大きいほど、大型で高価なCTが必要です。
(二次側が10Ωだと、10×5=50VAの変流器が必要ですが、1Aだと10×1=10VAで済みます) ところが 遠隔場所でも電流を測りたいときがあります。
距離が遠いので、配線のインピーダンスが大きくなり、CTの負担が増えてしまいますが、 インピーダンスを小さくするために太い電線を使うわけにも行きません。
1Aにすれば負担が小さくなるのですが、継電器用には5A必要なので困ってしまいます。
そのためCTの二次側の5Aを1Aに変換して遠隔場所で電流を計測するために「補助CT」をつけることになります。
これ以外にも、CT二次側を遠隔場所へ直接配線すると、配線に異常が発生(断線など)した場合に 保護継電器が動作しない事になってしうので、CTの二次配線は安全な盤内に留め、 外部には補助CTの二次配線を渡す場合もあります。
変流器(3CT)の結線は左の内開き、右の外開きのパターンがあるが、図は何れもスター結線でコモン線も1線出てきてE3アースとなる。
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