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高圧絶縁抵抗測定0.5MΩとは...

2014年11月06日 | eつれづれ
定期点検、最終時点にてDS一次側の高圧絶縁抵抗測定を実施。高圧ケーブル、PCT、LA等の一括測定だが0.5MΩの極端に低い指示となった。今期、一番の寒さでモヤ、霜も降りた-1.5℃の気温で本来なら絶縁不良状態...最低6MΩ必要と言われても切った以上、復電しなければ!!。マァ、PASは計算上も動作するレベルでも無しだかtanδ値もバカみたいな大きな数値となった。

高圧絶縁抵抗測定は1000Vメガーで測定したがエクセル計算上、対地電圧6600/√3=3810Vでも1000V入力としてもtanδ値は変化しない。Ic(対地静電容量成分電流)は静電容量一定とすれば、Igr(対地抵抗分電流)が絶縁低下に伴って変化して来るので位相角は倒れてくる...。



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