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最後の手段はツイッターで発信

2015年09月14日 | eつれづれ
最後の手段、ツイッターに住所出しSOSで助かった
ツイッターでSOSを発信した「さこ」さんのツイート。数時間後、ヘリで救助された
台風18号の影響で関東や東北で記録的な豪雨が降り続いた10日午後、茨城県常総市三坂町を流れる鬼怒川の堤防が決壊し、大規模な浸水被害に見舞われた。鬼怒川の決壊は1949年以来66年ぶり。自衛隊や警察などが取り残された住民ら約200人を救出したが、被害の全体像は分かっていない。
「アパート2階にて4人。救助を待っています」。鬼怒川の決壊した堤防近くに住む女性会社員(21)は、ツイッターでSOSを発信して救助された。常総市山口の「さこ」さん。この日は会社が休みになりアパート2階に住んでいたため「大丈夫だろう」と思い、家族3人で非常食を買いに鬼怒川に架かる橋を渡ろうとしたところ、いつもは少ししか水のない鬼怒川が「満杯だった」という。
急いでアパートに引き返し荷造りをして近くの陸橋の先の避難所へ車で向かった。しかし、陸橋を上り、下ろうとしたらもう目の前は泥の海。決壊後の水の勢いは「すごい速かった」。なんとかアパートに戻ったが、数分で車も泥水に埋まった。
「ツイッターで住所まで出すのは怖かった」。それでも、最後の手段と思い住所を書いて救助を要請。ベランダからヘリに手を振り続けても降りてきてもらえない。「見えているんだろうか」。近所の家があったところに家がなく東日本大震災の津波のニュース映像が頭をよぎった。「それでもツイッターで大勢の人が励ましてくれた」。
夕暮れ前、自衛隊ヘリから隊員が降りてきた。母、妹、隣人の女性を先に救助してもらい、最後に自分が隊員に救助してもらった。自宅からみて対岸の石下総合体育館に着陸し避難所生活に入った。「昨晩の雨もそんなに大した雨じゃなかったのに。車もダメになったから仕事にどうやっていこうか」。さこさんは不安そうに話した。
石下総合体育館には、臨月を迎えた妊婦の女性もいた。常総市沖新田の実家に里帰りしている加倉田奈美さん(28)。決壊後、「すごい勢いで実家の周りが浸水していった」といい、実家の母が早めに119番通報。自衛隊のヘリでつり上げられ、救助された。「ていねいに救助していただいて、本当にありがたかった」と話した。


決壊した水は下流の数十キロ先まで侵入した...まさかと考えられない水害となった。
東日本大震災時の津波と同じ光景だが、再建が重くのしかかる水が引かない事には何も出来ない。


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