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短絡接地取付その2version

2016年11月09日 | eつれづれ


この例は断路器(DS)一次側に多分、高圧気中負荷開閉器(PAS)がある想定で図示されているものと推測するが...停電作業の手順②を見ると「断路器は無負荷を確認してから開路すること」とある。無負荷の表現も怪しい...低圧ブレーカを切って無負荷となったと勘違いするかも知れず、ここはハッキリCBの遮断操作を行い切の確認の方が断路器の生切り危険を回避出来るのではないか。
それよりPASの元を切りとしてからの方が誤解が無い様だ。
図示も簡略したものだが、通常はLBS.PCSなど機器の高圧側に入れ個別に短絡等の保護をしているので省略しないで現場に則したものを...余りこちらもアテにしない事だ。
短絡接地取付は断路器(DS)の二次側になっている。
23年前に購入した技術冊子より抜粋したもの。




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