eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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600A漏電ブレーカの接点不良

2021年12月03日 | eつれづれ

600Aの漏電ブレーカ。

カバーを外して可動.固定接点を確認する。

R相は接点不良状態。

アーシングケーブル線をバラして接点に挟みこむ。

開放はNGのガムテープ。

事業所より機械の動きがおかしいとの事で電話あり...電話主、電圧確認したら電源側は200V有り問題無し、負荷側はR-S=95V.R-T=100V.S-T=200Vとの事。話を聞く限り、どうもブレーカ内部R相の接触不良の様だ。
さて幹線の太物配線、漏電ブレーカでもあり末端の機械全部が操業出来ない。
思案した結果、交換の漏電ブレーカ600Aが来るまで仮に通電させる他無い。
コリャー簡単に接触不良を解消出来る、網導線の代わりを挟み込むのがベターだ。
早速、挟みこんでスイッチオンして各相の電圧を確認。
カバーして後は交換品が来るまで開放禁止のガムテープを貼り付け終了する。
トラブル状況を聞いて次のアクションは...電気ヤ暦、ウン十年針金電気ヤでした。




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