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晴天の中、丸投げ定期点検

2018年04月21日 | eつれづれ

晴天の中、UGS(責任分界点)方向性SOG制御装置試験を実施。

今回は全部、お任せ丸投げ。

第1キュービクル主真空遮断器用の過電流継電器試験。

第2キュービクル送り真空遮断器用の過電流継電器試験。

同じく方向性地絡継電器(DGR)試験。

同じく送り用の電動真空遮断器。

三相500kVA変圧器にはエネセーバーがついている。右側はパワーヒューズのみで入.切するものは無いが溶断時はエネセーバーで開放となる。
当然、配電線の停電事故でも、UV検知して自動開放(複数の場合、同時開放)となり復電すると自動投入する。
平成20年より500kVA以上の変圧器設置は、これを付けないと電力会社では申込み、受電許可しないトホホ...これはバカ高いのでコストUP必至。
少しのスペースがあるなら300+200kVA変圧器で設置した方が、まだ安上がりとの話。
このキュービクルだけでも500kVAが2つあるので一斉に入ると近隣ショックの波及発生。
電動で時間差、投入するので突入ショックは回避出来る...大容量変圧器の励磁突入電流抑制対策。


エネセーバー考察pdfファイル→
glzououppdftc.pdf

ついでに...変電所から遠くにある事業所には床暖用200kVA動力変圧器があるが、これにはWスローVCと限流器(1~16オーム抵抗)があり、これも変圧器突入電流抑制のため設置されている。
これなんかハンパで無い金額だ。


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