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本当はエコでなく危険なRDF発電所

2019年09月21日 | eつれづれ
“夢のリサイクル施設”…RDF=ごみ固形燃料の発電所が稼働終える。
2003年には死亡事故
三重県桑名市にあるRDF=ごみ固形燃料の発電所。“夢のリサイクル施設”が17日で稼働を終えました。
17日午前11時過ぎ、発電を終えた桑名市多度町の三重ごみ固形燃料発電所。
発電に使われていたのが生ごみなどから作られたRDF=ごみ固形燃料です。
「ゴミを電気にリサイクル」夢の事業として発電所は2002年12月に稼働。
しかし、2003年8月にRDFの貯蔵庫から出火。
爆発し消防士2人が死亡する事故が発生。
事故の1年後には運転を再開したものの、安全対策の経費がかさんだほかリサイクルへの切り替えが進みRDFに加工されるゴミが減ったことなどもあり、去年3月までの累積赤字は24億円までに拡大。
去年7月に事業の終了が決まっていました。
三重県は施設の取り壊しなどの費用として10億円程度を見込んでいます。
鈴木三重県知事:
「尊い命が奪われたことを風化させることなく、しっかり行政として反省をこれから教訓としていく」

最近では試運転稼働前に水素爆発してタンクの蓋が住宅に落下、中にいた住人は間一髪で死亡を免れた。


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