eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

100Vコンセントの極性を合わせる

2022年02月16日 | eつれづれ

電流調整用のSDはオートトランスで1.2次は絶縁していない。

今回、2台の試験器使用して差動電流を流すOCR-50CK電流コード側からOCR-40LTRVの100V電源側に逆流し短絡、ヒューズ飛ぶ。絶縁トランス付の試験器は問題無い。
試験器の極性ランプ点灯確認、試験器2台で差動電流流しているがCOM側を接地極にしないと先の電源ヒューズが短絡により爆発、切れる事になる。
OCR-40LTRVはブレーカは無くヒューズ2本が電源に入っているのでF2が飛んだ。
現場の仮設分電盤には漏電ブレーカが必ずあるのでOCR試験もNG、現場事務所などもトリップさせる可能性あるので、他と何も関係無い独立したインバータ発電機などを使用する。


変流器(CT)の誤差確認する

2022年02月16日 | eつれづれ

変流器(CT)は30/5Aの仕様なので試験器より1次側に30A流して二次側5Aとなるのか確認する。

デジタルテスターの二次側電流は5Aなので誤差は考える必要なし。

同じく、もう一つの変流器(CT)でも確認。

こちらも5Aで問題無し。

電流差は30-30Aなので比率は0%となり継電器は動作しない。

実際の変流器(CT)定格Aは色々、電流容量によっても大小あり現場では当然、この端子より電流試験など出来ない全て二次側換算の5Aでの試験となる。

比率差動継電器RDf(87)の素人風、おサワリ50%のノーガキまで逝ったか...。


%設定と差動電流の関係

2022年02月16日 | eつれづれ

設定10%、電流5Aを流して確認する。変流器(CT)比二次側は5A(1A仕様もある)で一次側は幾らでも良い...関係ない。

試験器の電流は5A指示。

この時の差動電流は0.484Aなので一致している。

今回、継電器動作表示灯が見えにくいので、ランプ追加する。

キリが無くテーマは出てくるが...まだまだ続く。
電流差動継電器から発展して比率差動継電器RDf(87)になる。
逆電力継電器(RPR)でも比率差動の検証は可能。
まずは簡単な変流器(CT)比が同じでよい発電機の短絡保護から。
特に抑制コイルが無くとも検証は出来る。
電流流す試験器は1.2次の変流器(CT)用に2台用意する。
データ検証用のエクセル表、グラフの計算を作る。
比率計算を作り動作判定を確認する。