eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

比率差動特性合成グラフ

2022年02月05日 | eつれづれ



電流データゴチャゴチャなので半分を間引いて見やすくした。
比率差動継電器RDf(87)と違い、抑制コイルが無いので(CTだけで検証)代わりに30/5Aの電流計を入れて試験した...電流コイルを抑制コイルに見立てたもの。

この電流計コイル1つが入ると電流比率は結構、大きくなる苦肉の策。

ここまで金にもならない趣味の考察をやっている人はまず居ないだろう。




暴走老人三途の川渡る

2022年02月05日 | eつれづれ

今月1日に亡くなった元東京都知事の石原慎太郎さんの自宅に、岸田首相が弔問に訪れました。
岸田首相は5日午前、東京都内の石原慎太郎さんの自宅を弔問し、およそ5分滞在したのち記者団の取材に応じました。
岸田首相「お顔を拝見しながら、改めて衆参国会議員25年以上、そして東京都知事として13年、その間のご功績に心から敬意を表し申し上げ、そしてお亡くなりになられた今改めてその存在の大きさを痛感しております。
心からお悔やみ申し上げる次第です」
石原さんの告別式は近親者のみで行われ、後日、お別れの会が営まれるということです。

石原裕次郎は52歳で渡った...渡りも。

冬期五輪開催される中露会談も

2022年02月05日 | eつれづれ

新年早々に起きた中央アジア・カザフスタンの騒乱や、ロシアによるウクライナへの軍事圧力をめぐって、中国・ロシア間に微妙な不協和音がみられる。近年、反米で結束し、準同盟関係を深める中ロだが、中国は旧ソ連圏への経済進出を進めており、ロシアが軍事力で影響力拡大を図ることを好ましく思っていないようだ。
2月4日の北京冬季五輪開会式には、プーチン・ロシア大統領が出席し、同日、習近平国家主席との首脳会談が予定される。中国はロシアがウクライナに侵攻し、「平和の祭典」が銃剣で汚されることを望んでいない。
2月4日の中ロ首脳会談が注目点だ。
カザフ親中派を一掃
カザフの暴動は指導部内の権力闘争に発展し、名目的指導者とみられたトカエフ大統領が実権を掌握。30年にわたって独裁体制を敷いたナザルバエフ前大統領は引退を強いられた。
その背後でロシアの影がちらつき、プーチン大統領は旧ソ連6カ国で構成する集団安保条約機構(CSTO)の平和維持部隊約2500人を投入。
トカエフ大統領は暴動鎮圧でプーチン大統領に「特別な感謝」を表明した。
この間、中国は出番がなかった。
習近平国家主席は権力闘争の決着がついた後にトカエフ大統領に電話し、暴動鎮圧の支持を表明、北京冬季五輪開会式に招待した。
外交筋によれば、中国もカザフに治安部隊出動を打診したが、トカエフ政権は法的根拠がないとして断ったという。

比率差動動作特性(二次側)試験

2022年02月05日 | eつれづれ





比率差動継電器RDf(87)検証風景...継電器は逆電力継電器(RPR)を使用した。
試験器は双興電機製作所OCR-40LTRVとOCR-50CK。

試験1.2のデータ採取は終わった。後はグラフ1.2の合成グラフ(比率差動特性)のみである。
実際の比率差動継電器RDf(87)内には補償コイルが直列に入っているが、今回の検証ではスバリ変流器直の回路であるので比率グラフは個々の試験器誤差、読みの誤差の可能性がある。

比率差動継電器RDf(87)の試験は他に時限特性があるが実際の現場試験では、どの程度の内容でやっているのか...各%タップ毎をやるには結構な時間を要する。
理論、原理等のノーガキはネット上に多数UPされているが実際の試験等は皆無?電流を流して経験を積むのがノウハウとなるが十分、把握していないと現場の試験ではオロオロとなる。
比率差動継電器RDf(87)試験は、まだまだ続くが完遂出来るのか。
特高変電所にある変圧器用の比率差動継電器RDf(87)の変流器比は1.2次が異なるので、これを合わせる整定が待っている。
使用した継電器は逆電力継電器(RPR)でAC110Vの入力も必要、逆電力電流の方向位相を見ているので比率差動継電器RDf(87)として試験する場合もコンセント差し込みが異なると動作はしない...これはただ差し替えすればOK。
今の我々は専任の電気主任技術者では無いので、当然なれないが66kVの24,000kVA、2バンクの工事も出てくるので更に技術力UPボケ防止...オソマツ。



取りあえず比率差動特性1バージョン

2022年02月05日 | eつれづれ

継電器二次側電流MAX、5Aにて試験したもの...これ以上は試験器が発熱する、そして比率の傾向が判れば5A以上の電流を流しても意味が無い。
SD焼損させるダケの話。

実際に試験した差動電流データ。

双興電機製作所の比率差動試験器、取説グラフの上。
このグラフは変流器比1.2次が異なる変圧器用の比率差動継電器RDf(87)試験データの参考図である。