eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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過電流継電器でも確認する

2022年02月21日 | eつれづれ

差動回路C1-C2間に差動継電器の代替として過電流継電器を入れる。
試験は定限時、超反限時200.400.700%の0.5秒時限を採取する。

差動回路に試験器より2.5A流す。

継電器表示、デジタルテスター表示も問題無しを確認。
これき単なる過電流継電器試験と同じ事。

先に進んで逆電力継電器(RPR)の%設定と比率差動継電器RDf(87)の%設定動作は異なる。
今回、比率差動継電器RDf(87)の動作検証に使用したが、まず逆電力継電器(RPR)%の数点設定の最小動作mAを採取し、比率差動継電器RDf(87)の%の最小mAの差が%毎にどの程度、増加しているのかを確認する。
そして比率差動継電器RDf(87)%動作に見合ったmA値を比率動作判定エクセルに入れる。
計算上は比率計算で簡単に%に対する動作.不動作判定は先のエクセルで出るか実継電器動作の比率も追加して、合わせる作業になる。
考察も80%程度クリアとなったか...実際に、やってみないと判らない現実。


相殺電流は0Aと考えて良い

2022年02月21日 | eつれづれ

試験器1より差動回路に2Aを流す。

試験器2より同じく2Aを流す。

差動回路に流れた電流は0.1A、試験器誤差他を含めると0Aで完全、相殺と考えて良いだろう。
尚、変流器(CT)は三相200V、検定付の積算電力量計に付属した新品を使用し本体は不要なのでゴミ処分とした。ヤフオフで500円、送料800円かかった。

実際の稼働している受電機器では教科書通りには逝かない、もろもろの波形が混載している。
そんなこと言い始めたら停電して、定期点検で各種の継電器試験も波形も他の条件も最高。
頭禿げるのがオチ、学校、研究所でも無し深く考えても性がない。