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冬期五輪開催される中露会談も

2022年02月05日 | eつれづれ

新年早々に起きた中央アジア・カザフスタンの騒乱や、ロシアによるウクライナへの軍事圧力をめぐって、中国・ロシア間に微妙な不協和音がみられる。近年、反米で結束し、準同盟関係を深める中ロだが、中国は旧ソ連圏への経済進出を進めており、ロシアが軍事力で影響力拡大を図ることを好ましく思っていないようだ。
2月4日の北京冬季五輪開会式には、プーチン・ロシア大統領が出席し、同日、習近平国家主席との首脳会談が予定される。中国はロシアがウクライナに侵攻し、「平和の祭典」が銃剣で汚されることを望んでいない。
2月4日の中ロ首脳会談が注目点だ。
カザフ親中派を一掃
カザフの暴動は指導部内の権力闘争に発展し、名目的指導者とみられたトカエフ大統領が実権を掌握。30年にわたって独裁体制を敷いたナザルバエフ前大統領は引退を強いられた。
その背後でロシアの影がちらつき、プーチン大統領は旧ソ連6カ国で構成する集団安保条約機構(CSTO)の平和維持部隊約2500人を投入。
トカエフ大統領は暴動鎮圧でプーチン大統領に「特別な感謝」を表明した。
この間、中国は出番がなかった。
習近平国家主席は権力闘争の決着がついた後にトカエフ大統領に電話し、暴動鎮圧の支持を表明、北京冬季五輪開会式に招待した。
外交筋によれば、中国もカザフに治安部隊出動を打診したが、トカエフ政権は法的根拠がないとして断ったという。

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