eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
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本当のプロの制御技術か?...

2021年10月11日 | eつれづれ



出力0はステッピングモータースライド用パルスで出力1はステッピングモーター回転ハネ用。

回転ハネ角度検出用ロータリーエンコーダパルスは1回転1,800パルス出力。
高速カウンターは4逓倍の数値で角度を比較する。
1,800パルス×4逓倍=7,200/8(ハネ角度45度×8枚)=900パルス。
900パルス毎(45度)にスライドをスタートさせる...この間はスライドはハネに接触しない。この角度1パルスの回転移動は45/900=0.05度の制御となる。
50パルスのズレは常に比較しており、2.5度のオーバーで異常停止となる。

各、ステッピングモータードライバに台形速度制御の可変パルスを送る。

昼間だけ稼働させ6.4万回の動作となった。
ハネ回転中のスライド接触ミスは無く完璧に作動している。

今回、警報ブザーと表示LEDを追加配線のため制御図面に加筆する。
日本にただ1つのハード、プログラム、タッチパネル画面、オリジナルシーケンサ制御装置。
ノーガキ語るだけでは無い実戦本位、もっとも趣味の設計製作だが...専門学校実習程度では無理、余りにもハード、プログラム、タッチパネル取説分厚い。
ステッピングモーター仕組み、ドライバ、パワーサプライもある。

実際のアルミヒートシンクの押出部材、ヒレはもっと長かったが機械ヤよりカットしてもらう...他にもう一つあったもの。ハネ間隔は45度となっている。
この形状で3,200トン押出機(3kV.260kW×2台)を稼働させ全長50m程度まで製造していた。
66kV特高変電所に勤務していた頃の遺品だが、工場も既に消滅して久しい。