eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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パイプフレーム電気室での事故

2021年10月15日 | eつれづれ


ヘビによる地絡事故の様だが設備はかなり古いパイプフレームで組んだ電気室だ。
屋内での受電室は昔から、これが一番安上がり。
今でこそPAS設置は強制的だが昔は、金がないとゴネればそれまで...。
そんな設備もまだまだあるが電気管理技術者も設置の進言をしているのだが事業所が動かないで、現在に至るとなる。
最も新人の電気管理技術者は先輩よりクソみたいな物件を、断ることも出来ず泣く泣く引き受けるのも事実。
この先輩も多分、同じ事をやられたの繰り返しで運悪く波及事故のトホホとなるのは誰かのクイズ見たいなものだ。

今は解体されは大きなデパート地下室にあった電気室だが電気主任技術者、他機械ヤなど4名で設備の管理をやっていた。ここはビルサービスからの派遣で1時間毎にメーター記録をとり、のんびりした良き時代。

自立配電盤の裏には変圧器他の機器が並んでいる。
銅帯加工した二次側はペンキで相の色分け、昔の電気主任技術者は威厳があった?、普通の人は変圧器の唸り音だけでビビッた様だ。