eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
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バイオ発電所の燃料RDF.RPFとの違い

2019年02月08日 | eつれづれ
ゴミ固形燃料の主流は、品質優位性でRDFからRPFに移行しています。
RDF(Refuse Derived Fuel)
家庭ゴミなどの一般廃棄物を主原料とするゴミ固形燃料(RDF)は、その原料性状(塩素分や重金属など不純物が多く、生ゴミ等も混入水分が多い)の為、品質が安定せず、大掛かりな設備で製造されても燃料としての利用価値が少ないため、普及が難しくなっています。
RDFの熱量は石炭の約半分(3,000~4,000kcal/kg)、乾燥・固形化して保存性と運搬性を高めてはありますが、その成分は家庭からでるゴミのままで、燃やし方次第では、ダイオキシンが発生することもあります。

RPF(Refuse Paper & Plastic Fuel)
RPFは、原料となる廃棄物を、古紙や廃プラスチック等に限定している為、含水率も低く、古紙と廃プラスチックの混合比率を変えることによって、熱量を調節可能です。
製造するRPFは、石炭の代替燃料として、製紙会社、石灰会社などで使用されますので、古紙と廃プラスチックを50%:50%配合して6,500 kcal/kgの熱量の物を製造しています。
RPFの灰分は6%以下で、石炭の灰分12~15%と比較して残渣についても少なく優れています。
RPFは、使用顧客のニーズに合わせて熱量・サイズを調整できる燃料です。



RDF.RPFのバイオマス燃料を調べていたらRPFのプラントが受託先にもあったのを気づいた。
バイオ発電所、他のプラント燃料とし利用しているのか。
勉強になった...木くずを圧縮したペレットストーブ等もあった。
もう13年以上も経過したが出荷する製品が何に利用されているのかは判らなかった。
RPRは逆電力継電器の発電所連系で使用している保護継電器だ。



タッチパネルをパネルに取付

2019年02月08日 | eつれづれ


電力管理タッチパネルデモ機だが机の上に何時までもあるのはジャマなのでパネルに取付を行う。
タッチパネル電源はシーケンサ内部時計+EEスイッチ信号と人感センサー入力となっているので無人となった場合、10分間のオフディレーオンにてオフとなるが入ってくれば再度オンとなる。(CP1Lシーケンサは24時間RUNしている)