eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
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リアクトル使用の交流耐圧試験

2019年01月23日 | eつれづれ

グラフでの二次側充電電流一括は515.1mA流れる。


明日に予定している高圧ケーブルCVT100sq*170mの交流耐圧試験のリアクトル使用する計算書。
手持ちの交流トランス(出力150mA)とリアクトル(出力202mA)1台を使用して交流耐圧試験を実施する場合には高圧ケーブル2本と1本の2回に分けて印加する事になる様だ。

この長さでは高圧ケーブル1本ずつの印加でも交流トランス容量をオーバーしてしまう...
試験器の機材セットも面倒なので、ここは手軽な直流20,700V.10分間印加の直流耐圧試験にする。


OCRの動作基本

2019年01月23日 | eつれづれ

電流4A、時限8秒整定、瞬時動作はロック。

継続した場合の動作時間は245.73秒(4分)で真空遮断器する事が判る。
グラフは超反限時で計算...これを見ると整定4Aの3倍、12A流すと限時整定8秒で動作する様だ。
特性として短絡事故等で過電流が増大した場合、整定8秒など関係なく短時間で動作する。