eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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OCR、直流絶縁診断試験

2010年11月20日 | eつれづれ
過電流継電器試験において1/2電流計各相確認。

公称値T=3A.L=10、300%及び700%試験。10秒±17%(300%)

CTTプラグイン端子より過電流継電器試験。VCB本体の補助接点より試験器ストップ信号取り出し配線行う。VCBT端子、これも有れば盤やさん満点なのだが。

富士電機(株)の過電流継電器で高圧機器(VCB.CT.PT.LBS.変圧器他)全て富士電機製品。

今度は直流絶縁診断11kV.10分間印加。

最終的には一括30GΩで完璧な絶縁抵抗値だ。5kVでは100GΩでほぼ無限大か。
昨日、今日と快晴で暑く14℃もあり、めったに無い試験日より...。

高圧ケーブル12.5kAのMAX短絡電流時の誘起電圧80m.38.60.100sqの時は約60V発生する計算だが100V発生となるには130長の長さが必要となる。
ウソがマコトか判りません...接地はパンク時の電流を安全に大地へ逃がす、感電防止より迷走電流等の抑制か。全く無しの場合、逃げ道が無い??。