二言瓦版

「復讐は神に所属する。」 「旧約聖書」


暇つぶしの記事、名言、珍言、コラムの批判。
株式の名言など。

考えと反省と、記憶か。

2016年11月26日 18時57分38秒 | ニ言瓦版
潰れた店、閉店した店は。
記憶に残る、映像か。


「今年、NYの"The Food Film Festival NYC2016"で日本人映像作家の作品が、"Best Short Film Award"(最優秀短編賞)と"Audience Choice Award"(観客賞)の2賞を受賞した。タイトルは“SAKURADA”ZEN Chef。昨年1月、惜しまれながら閉店した京都の日本料理店「桜田」の最後の100日間を追ったドキュメンタリーだ。


11月中旬、東京で受賞を記念して小規模な上映会が行われた。わずか12分間にいまや「伝説」と言われる店の最後の100日間が強烈に凝縮されていた。最後のシーンがフェードアウトした瞬間、「桜田」の記憶が甦った。涙腺がゆるみ、エンド・クレジットが歪んで見えた。その数日前、京都で行われた上映会とは異なり、東京の会場には「桜田」体験者は少なかったようだが、会場からは惜しみない拍手が送られた。映像には未体験の人の琴線と涙腺に触れるほど濃密な「桜田」が確かに描かれていた。

「桜田」という開かれた京都の象徴

この店があったのは京都のど真ん中、四条烏丸の小径だった。「いかにも京都」という風情の軒が連なる細い裏路地に佇む正統派の和食店。初めて訪れたのは10年ほど前だった。当時、京都の飲食店はいまほどには開かれてはいなかった。一見客は当然のように断る店も多かったし、自分でも京都の一流店に出向くとき、サイフにいくら入っていれば安心できるのかわからない。門外漢にとって「京都」の敷居は高かった。

だが「桜田」は違った。一見客の予約も受けていたし、少し背伸びをすれば20~30代の若い客でも暖簾をくぐることができた。有り体に言うと食べて呑んで、1人2万円でお釣りが来るくらい。だが席に着けばその金額が信じられないような、もてなしと細部まで仕事が凝らされた品々が繰り出された。「仕事」と言っても華美に走るわけではない。食材も旬は押さえるが、豪華な食材にばかり頼るわけではない。ただひたすら実直でていねいな仕事ぶりで客の舌と胃袋と虜にした。初めて訪れた当時のコースを振り返ってみる。

口洗い……梅昆布茶
御神酒代わりの日本酒
先(先付)……長芋羹の雲丹乗せ
煮(椀物)……鱧と胡麻豆腐の吸い物
造(向付)……鯛と剣先イカ、ブリの子のお造り
焼(焼き物)……鮎の塩焼き
(焼き物2)……卓上の七輪で笹の燻香を当てる鮎の塩焼き
寸(八寸)……そら豆、白和え、烏賊とすったオクラの酢の物、〆鯵、鰻のごぼう巻き、茎生姜、サヨリの黄身寿司、鯛のちまき寿司
鉢(炊き合わせ)……茄子と万願寺唐辛子
飯……わらびの炊き込みごはん
果(水菓子)……果物盛り合わせ
菓(主菓子)……桜餡のくずもち
抹茶

つたないメモが頼りなので細かい部分や順番は違っているかもしれない。だが、とにかくどれもこれも加減というか塩梅が精妙だった。だしも塩も行き過ぎて下品になることはないのに、ピタリと決まっている。鱧や鰻といった高級食材も要所に使われてはいたが、それよりも前面に出ていたのは季節感。和食ならではの「旬」という必然性があってこその鱧であり、鰻だった。


「桜田」は閉店を決める遙か前から「伝説の和食店」だった。「桜田の席が取れたから京都に行く」という客も多く、店はいつも満席御礼。客も弟子入り希望者も全国から詰めかけ、その味に焦がれる人は増える一方だった。それでも主人は店を閉じた。その最後の100日を記録した映像には、桜田がどれほど客に、弟子に愛されていたかが記録されている。そしてなぜそれほどまでに愛されたのかが切々と響く。

もともとはプライベート用の記録ビデオだった

実はこの映像、もともとは私的な理由で撮影されることになったものだった。「桜田」はご主人と女将、そして娘の若女将という3人を中心に切り盛りされる"家族経営"の店だった。2015年の新春に若女将の結婚が決まり、それと前後して店を閉じることになった。だが若女将の結婚相手、松山大耕さんは「将来、子どもが生まれたとき、祖父があれほどの仕事をする人だということを見せられないのは申し訳ない」と映像作家を探して奔走した。

松山さんは、妙心寺退蔵院という古寺の副住職である。ただの僧侶ではない。禅寺の息子として生まれながら、カトリック系の中学高校から東大を経て、寺に戻った。外国人観光客向けに向けては自ら英語で禅を紹介し、数百名の修学旅行生に座禅体験を提供したりもする。かと思えば、 TED×Kyotoで「宗教の寛容性」についてプレゼンを行ったり、前ローマ法王に謁見したこともある。その活動量に比例して、人脈も多方面に渡る。

プライベートだから予算に限りはある。テレビメディアの知人に相談したが「権利ごと譲る形は難しい」と難色を示された。そんなおり、知人のスチールカメラマンが「いまは東京在住だが、京都出身者で『京都の映像を撮りたい』という映像作家がいる」と紹介されたのが岸田浩和さんだった。

「当初は『予算の範囲内で何日来れるかな』なんてうまくやりくりしようと考えていたんです。ところが撮影し始めたらすぐ『この大将の仕事ぶりは尋常じゃない』とのめり込んでしまった。しかも普通ならとても入れないようなところまで全部撮らせてくれる。これはもう予算じゃない。…回すしかない。トータルで何百時間回したか、ちょっとわからないくらい撮りましたね」(岸田さん)

映像のお披露目は、松山さんと若女将の披露宴と決まっていた。日取りは閉店の2週間後。店を閉めた2日後まで撮り続け、突貫で編集作業に入った。披露宴の前日、京都に向かう新幹線の中でも編集をし、京都のホテルにチェックイン後も徹夜で作業した。結局、披露宴当日の午前中までかかって、ぎりぎりで滑り込ませた。

「もっと多くの人に見てもらわなあかん」

初見時の印象を松山さんはこう述懐する。

「いまよりも、少し家族のコメントが多かったりと、披露宴に合わせた構成になっていたんですが、『これはもっと多くの人に見てもらわなあかん』と感じました」

そこに映し出されていたのは、徹底的に細部まで突き詰める職人の姿だった。

「これから料理を志す若い人に、そして世界の人に『和食』の真髄を知ってもらうのに、うってつけの映像でした。いま日本料理は世界から注目されています。なのに形だけ、派手なだけで何を食べているのかわからない日本料理がどれほど多いことか。でも大将の料理は違う。素材に対する敬意があり、うつわやしつらえにまで目が行き届く。季節やその日の天候にまで心を砕いて、料理の流れを組み立てる。料理という範疇にとどまらないひとつのアートなんです。そのレベルでしか伝えられない日本料理の真髄がある。これは次の世代に、世界に伝えなければならないと直感しました」(松山さん)

そう。確かにこの作品は、世界にも次の世代にも伝えるべき作品なのだろう。だが本来、この作品は次の世代より、世界よりも、この国に暮らし、日本料理を口にしているはずのわれわれが見るべき作品だ。「食」に限らず、すべての職業人が追うべき背中が映像のなかにある。興味本位でもいい。「桜田」を知る人も知らない人もこの作品に触れることで得るものはあるはずだ。上映会の予定は随時「懐石料亭「桜田」最後の100日 "SAKURADA" Zen Chef上映情報」にて更新される予定だが、11月25日現在決定しているのは今週末の2回のみ。

11月27日(日)12時から東京・銀座、そして11月28日(月)18時から東京・丸の内で上映会が開催される。28日の上映会には、松山大耕さんや「桜田」の大将、桜田五十鈴さんもゲスト参加する。

伝説の店、映像、そして人。すべては一期一会である。

(松浦達也)
ライター/編集者にして「食べる・つくる・ひもとく」フードアクティビスト。マンガ大賞選考員。著書に『大人の肉ドリル』、『新しい卵ドリル』(ともにマガジンハウス)など」



いいのか、悪いのか。
どうして、閉店するのか、経営が問われるのかもしれない。
内容と、客層と、経営、反省する意味もあるかもしれない。
難しいことだ。

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2016年11月26日 04時21分55秒 | 名言、珍言。
名言、珍言。

「嘘で昼飯は食べられるが、
同じように夕飯にはありつけない。」

アラブの格言 <イエメン>

勝手な解釈
嘘は、つかない、ついても、解ると、明日は、殺されるか、
職がない。
物事は、正しいか、正しくないかで決まる。
それが後々、誤魔化していると。

今の韓国の大統領のように、その関係者のようになる。
今の豊洲市場のように、なる。

五輪の建物の今度は、まだ、年間一億のかかる施設ができると、
大変な永遠に、経費。
ボート、水泳が、永遠に、残る競技か。
バレーボールの施設は、作る意味があるか。
結局、避難場所の確保のが、いい。
地震、津波は、豊洲地域、水泳の施設は、何に使われるのか。
広い空き地が、災害の対策、処分の場所になる気がする。
津波は、海から来るのだ。

==================
名言、珍言。

「幸運な男をナイル川にたたき込めば、
奴は魚をくわえて浮かびあがってくる。」


<アラブ>


勝手な解釈
バカは、どこに行ってもバカ。
賢い者は、どこに行って、何か得て、成功する。
才能は、商才は、場所でなく、才能は、自分の判断で決まる。

バカが管理すれば、バカの輩が集まり、駆逐する。
賢い者は、地獄でも、天国でも、何かして、成功するものだ。
賢い人を見出すのは、無能人は、解ると、ついていく。
お釈迦様が、弟子についていくように、
孔子に多くの弟子がついていくように。

人は、才能でなく、賢い人に、ついていくのが生き延びる方法かもしれない。
津波で死んだ人見ると、バカの中に、いたから、バカ、怠慢で死ぬ。
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対策は、ないのか。企業だけでは。

2016年11月26日 04時07分56秒 | ニ言瓦版
イオンに、行くかな。
ブラックフライデー。




「米国でクリスマス商戦へ向けた大規模な安売りセールとして知られる「ブラックフライデー」が2016年11月25日、日本で始まった。
流通大手のイオンは、初めて「ブラックフライデー」に参戦。カジュアル衣料のユニクロや米衣料小売りのGAPなども安売りを仕掛ける。
クリスマス前の安売り商戦
米国の「ブラックフライデー」は、祝日であるサンクスギビングデー(11月の第4木曜日)の翌日の金曜日を指す。小売業者が一斉に「安売り」をうたって宣伝。消費者の購買意欲を刺激する一大イベントであり、クリスマス商戦の本格的な幕開けを意味する。
「店によっては寒い夜中から人々が列をなし、深夜のオープンとともに人々が目当ての商品を目指して殺到し、ショッピングカートを一杯にするという光景がニュースで流れます」と、大和総研・経済調査部のシニアエコノミスト、近藤智也氏はいう。
「ブラックフライデー」は、2015年には韓国が政府主導で取り入れた。
日本でも、政府が消費喚起策の一つとして期待を寄せていて、

石原伸晃経済財政・再生相は2016年11月25日の閣議後の記者会見で、
「ブラックフライデー」が国内で広がりつつあることに、「大型セールが経済の好循環を加速させる」と指摘。
「産業界や地域を巻き込んだ(消費喚起を促す)施策で、もう一押しすることが必要だ」と話した。

そうしたなか、流通大手のイオンが「ブラックフライデー」の安売りセールに初めて乗り出した。11月25日の金曜日から27日までの3日間、全国の総合スーパー(GMS)や140か店のイオンモール、ショッピングセンター内の店舗など2万500か店で、大規模な安売りセールを実施する。
セールの対象商品は「地域ごと、店舗ごとで異なります。また、値引き率も店舗によります」と、イオンリテールは話すが、クリスマスのプレゼント需要を見込んだ家庭用ゲーム機や年末年始の準備に向けた掃除機などの家電製品、防寒衣料などが対象になっていて、なかにはプライベートブランドの羽毛布団が通常の1万9800円が半額の9900円になるなど、「目玉商品」も用意した。
また、イオンモールには高級ブランドのCOACHのバッグが9600円、高級チョコレートのGODIVAの特別セットが3000円、讃岐うどんチェーン「はなまる」のかけうどん96円(いずれも税込み)などを用意。「たとえば、アボガドのつかみ取りなどのイベントを開催している店舗もあります。楽しく買い物してもらえることを重視しています」と話し、「お祭り」ムードで盛り上げている。」


政府も、対策しないのか。
イオンと、小売店に、対して、支援する意味がないのか。

ただ、売り出しで、安く売るは、企業だけが、苦労している。

「石原伸晃経済財政・再生相は2016年11月25日の閣議後の記者会見で、
「ブラックフライデー」が国内で広がりつつあることに、「大型セールが経済の好循環を加速させる」と指摘。
「産業界や地域を巻き込んだ(消費喚起を促す)施策で、もう一押しすることが必要だ」と話した」

いうのは、簡単だ。仕事しているのか、就任して、庶民のためにするより、都知事の選別のことの失敗が、
酷い政治になっている。
仕事しているのかと、問われる。

例えば、この期間、休み、増やすとか、23日から連休で、ブラックフライデーにするとか。

消費税、この期間買うと、5%にして、翌年、マイナンバーの口座に、振り込まれるとか。
ありないが。

給料振り込みの前倒しするとか。

何かすると、いい。

「はなまる」かけうどんでも、食うと、意味がある、売り出しだ。
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大変だろうな。

2016年11月26日 03時48分30秒 | ニ言瓦版
凄いことだ。
遺族は、立派だ。
どこかの遺族、子供、妻、姉、妹に、見習ってほしい、どこかの国の。
大変だろうな、遺産の戦いは。



「2014年に死去したタレントのやしきたかじんさんの遺産から2億円が、大阪市に寄付される見通しとなったことが25日、市への取材で分かった。
 市によると、たかじんさんは生前に遺言をし、遺産を市に寄付してJR大阪駅北側の再開発区域「うめきた2期」の緑化事業などに充ててほしいとの遺志を示していたという。
 「寄付額3億円のうち一部を相続する権利がある」とするたかじんさんの親族と、市の間で訴訟になっていた。親族が1億円を、市が2億円を受け取ることで和解が成立する見込みとなり、市は30日の市議会本会議で、和解の承諾を求める議案を提出する。」




面白いことだ。
紅白も、でない、稼ぐのする、そして、死んだら
遺産は、親族が、貰うも、寄付するというのが、聞いたことが少ない。
死んだ後、二年は、それは、そうだ、遺産相続で、どのくらい払うか。
二年後は、解る気がする。

多くの人は、親が死んだ後、怖いのは、遺産相続と、税金。
それで、年々、遺産貰ったが、固定資産、所得税と、遺産の売却が、
現実である。

老人が死ぬと、その家族は、大変なことだ。
介護施設に入るも、金がかかる。
年金で、払う時代ではない。
二年は、解らないことかもしれない。

人が死んだら、遺産で、親族は、苦労する時代。

遺産のある親を持つと、子供は、大変なこと、妻も、親族も、大変だ。
金のない、庶民は、関係ないが、それでも、死んだら、遺産は、国の物になるかである。
子供、親族がないと。
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売れるのかと、問われる。

2016年11月26日 03時18分34秒 | ニ言瓦版
売れないのかもしれない。
東洋水産。
在庫の問題の解消なのかもしれない。
それは、ファミリーマートの棚に、自社の製品は、売れるか、売れないか、
ファミリーマートと東洋水産の商品。
まるちゃん正麺は、場所が消えるか、増えるのか。
面白い。




「ファミリーマートは東洋水産の人気即席麺「マルちゃん正麺カップシリーズ」の自社限定商品を初めて29日から発売する。食品・飲料メーカーの人気シリーズの限定商品は他社との差別化が図りやすく、ファミマは来年までに、こうしたメーカーとのコラボ商品を倍増させる計画だ。コンビニエンスストア業界では限定商品の投入で顧客の囲い込みが活発化しており、競争が激化している。

 ファミマが自社限定品として発売するのはマルちゃん正麺カップシリーズの「至高の一杯 濃厚担担麺」(税込み298円)。同シリーズでは、コンビニの限定品としても初となる。同シリーズは人気が高く、ファミマはこれまでも東洋水産に限定品の発売を持ちかけてきたが実現しなかった。今回、これを同社が了承したのは9月のサークルKサンクスとの統合祝いの意味合いがあるという。

 ファミマとサークルKサンクスは店舗数が約1万8千店まで拡大し、セブン-イレブンの約1万9千店に迫っている。ファミマ商品本部の永井雄一加工食品・飲料部長は「統合効果で今まで見向きもしてくれなかったメーカーとの商談が増えている」と話す。」




問題は、製造と、販売、問屋みたいなコンビニが、生き残るのは、
どうするのか。
自社の製品開発しかないのではないか。
全国で、売るは、マルちゃん正麺の場所は、なくして、自社の製品、開発で、利を取ることしかないのかもしれない。

コンビニも、製造会社なのだろう。
イオンのように、pB商品の開発で、売るしか、利が出ない時代かもしれない。

新しい、薬の開発と、同じ、食品の開発しないと、東洋水産は、大変だろうな。

地元の工場の独自の即席めんの開発は、即席めん会社は、必要なことかもしれない。
今日も、まるちゃん正麺、より、ラオか、イオンのBB商品の即席めん、西友のpBの即席めん、
明星チャルメラ、食うかない。

時代は、pBか、昔からの即席めん、そう、チキンラーメンもいい。
原点を忘れていると、即席めん会社は、BBに、食われてしまう。
=========

「プライベートブランド(英語: private brand)とは、小売店・卸売業者が企画し、独自のブランド(商標)で販売する商品である。ナショナルブランド (NB)[1]の対義語。
PBと略され、別名「ストアブランド」、日本語では「自主企画商品」と和訳される。


概要[編集]
商品の種類は、食品・日用品・衣類・家電製品などさまざまであるが、日常的に消費される食品や日用品が多い。
日本の最古のプライベートブランドは、大丸が1959年に発売した紳士服ブランド「トロージャン」で、食品についてはダイエーが翌1960年に発売した缶詰「ダイエーみかん」である[2]。
1960年ごろから大手百貨店やスーパーマーケット、日本生活協同組合連合会がプライベートブランド商品作りに乗り出しているが、当時はナショナルブランド商品に比べて安いものの品質が劣り、経済情勢が悪いときにブームにはなったものの、一般的ではなかった。本格的な立ち上がりは1980年代半ばからで、もともと西友のプライベート商品として始まった「無印良品」の独立、価格破壊の象徴として、ダイエーによる「セービング」商品などが取り上げられるようになり、プライベート商品が一定の地位を得ることになった。
2006年ごろからの石油や原材料の高騰、サブプライムローンを発端とする経済危機によるナショナルブランド商品の価格上昇と、消費者の節約志向の高まりから人気を呼び、「日経トレンディ」の『2008年ヒット商品ベスト30』の1位に「PB(プライベートブランド)」が、日経MJの『2008年日経ヒット商品番付』の西の横綱にプライベートブランドの「セブンプレミアム」・「トップバリュ」[3]が選出された。2009年以降、大手流通グループでは売り上げに占めるPB商品の比率をより高める方針と報道されている。市場規模は約3兆円(2012年現在)と推定されている[2]。
商品企画・生産[編集]
商品の企画は、チェーンストア・生協などの小売店によるもの、CGC・全日食チェーン・八社会などの複数のチェーンストアによる共同仕入れ組織によるもの、国分・三菱食品などの大手卸売り業者によるものの3種に大別される。
商品の生産・供給は、中小規模のメーカーに発注して供給する場合、受託生産を専門とするメーカーに発注して供給する場合、ナショナルブランドを持つ大手メーカーに発注して既存のナショナルブランド商品をOEM供給させる場合(コントロールドレーベル)、自社内で生産・供給する場合(チェーンブランド)などがある。
製造メーカー[編集]
1980年代まではブランド力の弱い中小メーカーに委託する場合が多く、品質面で劣る原因の一つでもあったが、近年では大手流通グループと大手ナショナルブランドメーカーと共同で企画・生産する場合が多い。これによって、品質面でも安定するようになり、2000年代中盤からのPB商品ブームにつながっている。
一部の企業を除いて、商品に関する各種問い合わせ窓口は販売者(小売店)が行うため、製造者(メーカー)は原則的に非公開である(販売者としてイオンや日本生活協同組合連合会などの販売元企業とし、製造者と製造工場は製造所固有記号で代替している)。ただし、法令で製造者の記載が義務づけられている商品(酒類、乳製品など)や、プライベートブランドの方針で公開している場合は記載される[4]。特に中身が大手ナショナルブランド商品と同一であったり、メーカーが判ることで消費者の安心感・お買い得感を増させる効果を狙って行うことがある[5]。保存のきく食品の場合は、アフターサービスを考慮して製造を担当したメーカーが問い合わせ窓口になる場合がある。
しかし、2013年12月末に発覚したアクリフーズ農薬混入事件では、製造者名の記載のない対象商品の回収に支障を来たしたことで、回収を要する製品が発生した場合の対処方法が問題点として顕在化した[6]。 そのこともあり、2015年4月1日よりの食品表示法施行に伴い、ナショナルブランド商品も含めて製造所固有記号の使用は複数の工場で同一製品を製造する場合に限られ、一つの工場でのみ製造している製品は製造者名と製造工場の名称・住所の表示が必要になった(生鮮食品で1年6か月、加工食品で5年の猶予期間あり)[7]。」



知らなかった、紳士服から始まったのか、大丸は、凄い。
そうか、無印良品は、ここからか。
西友は、凄かったことだ、
でも、経営が失敗。
今は、外資系。
どうして、公開株にできないのか。
不思議でならない。

西武の怠慢な経営の失敗は、ダイエーの怠慢な経営の失敗が、
庶民の商品の値段が、高くなったのかもしれない。

ヒット商品と、工場が問われる。
時代は、売り場より、開発する研究と、生産。


薬と、似ているものだ。
特許が消えると、二束三文の値段の薬。
ゼネリックは、PBであり、PBが、開発するのは、工場だろうな。
時代は。工場に研究と、生産と、販売。
普通なことだろうな。
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