論語のおんりょうきょうけんじょう。
五つの徳を備えた孔子の人柄を五つのことばで表した、温(おだやかで)、良(素直で)、
恭(うやうやしく)、倹(つつましく)、譲(ひかえめな)。
ほかに仁・義・礼・智・信というのもある。
そういえば子供の頃、NHKの新八犬伝という人形劇が大好きで欠かさず観ていた。
辻村ジュサブロ-さん製作の人形は、人間の喜怒哀楽を隠し持った不思議な魅力があった。
せっかくだからジュサブローさんのHPを探してみたので、お時間あったら~。
↓ 蜷川幸雄の王女メディアの舞台衣装は、記憶にある方もいるかもしれない。
http://www.konishi.co.jp/html/jusaburo/index.html
HPを見ていたら、ジュサブローさんは父と同じ頃広島に住んでいたこともあったり、
私にとって琴線に触れる世界観がどこか似ていたり・・。
そう考えるとやっぱり三つ子の魂百までじゃないけど、人の感性は子供の時から、
あるいは生まれた時から変わらないのかもしれないですね~。
改めて、ジュサブロ-さんの人形に会いたくなりました。
(HPによると、人形町にジュサブロ-館なるものがあるらしいです。)
・ ・・で、話が横丁にずれましたが。。
八犬伝の中では、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の玉を持つ八犬士が主人公。
この八文字は、毎回番組に出ていたせいで私の記憶にインプットされていて、
何かいやなことがあると、なぜか無意識に呪文のように唱えているんです。
そう考えると、子供の頃見たり聞いたり体験したことは、その後の人生のどこかに
影響するんだなあ・・と、つくづく。
皆さんも子供の頃好きだったもの・こと・場所・・・をたぐり寄せたら、
今まで気づかずにいた自分に、出会えるかもしれませんね。