心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

空間のとらえ方

2011-05-24 | つれづれ

 

絵手紙教室で、Kさんの作品(↓左上)を参考に、書いてみたなり。

 

この日のお題のひとつは山頭火の 「いちにちすわって風のながれるを」

絵手紙といっても、いわゆる?画面いっぱいに絵と文字を書くタイプのそれとは違って

私が書的なものを好む傾向にあるので、皆さまにもつい、空間を生かして~なぞと 

 

たとえば・・ってことで、Kさんの作品から 

クレヨンの横線を画面下に書き、文字も下目にして上の空間をぐ~んと開けたんだけど、

人の均衡感覚の無意識下から、つい画面も均等割をしてしまうわけで。

つまり、文字のグループが紙面の丁度半分に収まることで、余白に風が起きないというか。

 

で、文字を下にするなら・・と、最初の画像の一番上のように、クレヨンの線に沿わせてみるとか。

2番目のように後半部分を思い切って上にもってくとか

3番目のように後半の文字を縦に並べるとか・・してみると、白に動きが出る・・って思うんだけど

どないでっしゃろ 

 

・・とかとか、皆さんと空間について、あれこれと。

 

そしてもうひとつのお題は「清風入梧竹」。

清風が梧(桐)にも竹にもそよいでくる、って感じの意味。

この季節、やっぱり青系が多いです。

 


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (大福うさぎ)
2011-05-24 20:59:28

この時期の色ですね~
風も空気も~どこか水を含んだ雰囲気も~

余白は要白なんですね!

素敵な作に刺激を受けてなんだか書いて見たくなりました!
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みなさんお上手ですね。 (みのり)
2011-05-24 21:46:50
みなさんそれぞれの魅力があってステキですね。
少し色の線を入れるだけで
雰囲気が出るのですね。
私も挑戦してみたくなりました。
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大福うさぎさん (沙於里)
2011-05-25 00:18:41
やっぱり「和」の文化の魅力のひとつは、「余韻」ですよね。
見えない、聞こえない世界を表現することができたらなぁって思います。

いつもありがとうございます♪
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みのりさん (沙於里)
2011-05-25 00:26:15
そうなんです、色を1本入れるだけで、いろんなことを伝えられるわけで。
色にはかなわないなぁ・・って思う所以のひとつは、それです。
またみのりさんの作品も、楽しみにしていま~す♪
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空間が私の仕事 (ラモン)
2011-05-25 01:24:54
なのに、未だに、さっぱりわかりません…。

人が生きるのに、どれだけの空間が要るのか…。

それは、どういう幸福の気配を持てばいいのか?

もう40年も職業してるのに、情けないです…。
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Unknown (のぼる)
2011-05-25 18:40:16
余白・・・というか空間のとらえ方によって
いろいろ雰囲気がちがうものですね。
写真なんかでは構図っていうのが大事なのは
分かっているんですが、「あっ!いい感じ」っていうだけで
シャッターを切ってしまうので後から悔やみます。
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ラモンさん (沙於里)
2011-05-25 23:54:23
何事も前向きがよかですよ。
幸福の気配は、自分の心が運んでくるものではないでせうか 

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のぼるさんへ (沙於里)
2011-05-26 00:00:51
あ、写真では構図ですね。書も、写真も瞬発力が必要ですよね。
でもそういう意味では書は、失敗したら書き直す作業ができますが、写真のシャッターチャンスにはやり直しができないってことですね。
余白、構図、それも個性なんだと思いますが


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