「游」 (はがき)
1枚の作品を、背景を色々置きかえてみると
その印象もまた変わってくるのでして。
「游」にもいろんな游びがあるわけで、
情熱的だったり、密やかだったり、仲間と楽しくだったり。
背景は同じままで、文字だけでそれらを表現したり、
1つの文字を、背景を変えることで様々な表情を探してみたり。
どちらにしても、無限の響き合いがそこにはあって、
そのことに気づくと、人の人の関係でも答えは1つじゃなくて
いろんな色や音や形や温度や距離やらがあってもよかね、って
書は、さりげなく、いろんなことを教えてくれる
足が底につかず浮かんで遊ぶ感じがこの文字にお似合いちゃんかと・・・
京都の善峯寺の鶴太郎さんの鯉の襖絵が
「游鯉龍門図」という題名ですが
この「游」という文字はその絵を知ったときに初めて知りました。
たくさんの鯉が池の中で游ぶ絵です。
仕事帰りでおなか空いてるので、ランチョンマットのうえのお椀にも。
シンプルだけど、詩神のようなブログです。
疲れがとれます。
あ、鶴太郎さんの鯉の絵、見たことあります。確か緑色の背景に白と赤い模様の鯉の絵かな。
池で遊ぶのは、さんずいの「游」の方が合ってる気がしますね。
空腹は満たされた頃ですね、お疲れさまです。
毎日心が行ったり来たりのブログですが、こちらこそ、いつもおつきあい下さりありがとうです
それぞれの游の物語が見えるようです
でもどれもいまひとつ、ピンときてないんですが
しっくりくるのをまだまだ探してみます