昨日は「青山杉雨の眼と書」展へ。
本当は久々に母も一緒に行く予定でしたが、残念ながら一人で上野へ。
最近急に足腰に自信がなくなったようでして。。
まぁ、上野は私でも最近遠いなぁ・・と思うにからに。
今日が最終日なので混んでいるかと思ったけど、ほどよい人の波でした。
入口から平成館までの道には、甲骨文字の「眼」「書」「想」が。
昭和から平成にかけて書壇に一時代を画した書家である青山杉雨氏の、
今年は、生誕100年に当たるそうで。
生前収集された中国の書画や文房四宝のコレクションと、主要作品が一堂に。
改めて、この時代の書家の貪欲なまでの書への思いをひしひしと。
私の師もよく言っておられた。。
「僕らの若い頃は、それはもう、死に物狂いで書と向き合っていた」と。
今に生きる人々も、文化や芸術に対する思いがないわけではないのだけど
求める世界があまりにも多様化してきたり、
暮らしの中に、情報やデジタルな世界が溢れてきて、便利になったようでいて、
なんだかみんな忙しそうなわけでして
でも現代の混沌とした中にあっても、青山杉雨氏の雄渾な線と峻険な運筆は
全然迷いもなく、内に蔵した力を発奮させ、生きるエネルギーと喜びを感じました
コレクションの中に、何度も臨書した何紹基や、教室に通っていた頃
途中で断念した文徴明や傅山もあって、体の中で運筆を辿りながら
あああ・・ただただ毎日、書いていたいなぁっていう思いが湧いてきて。
ふと・・相田みつをのことばをふと思い出したなり。
「やれなかった やらなかった どっちかな」
夏もそろそろ終わり、体調と気持ちを整えて、もっと書に向き合いたいものでありんす。。
さて、もうひとつ展覧会のご案内。
昨日ご紹介した、赤レンガ倉庫の展覧会にも出品されている田岡楚香さんからご案内を頂き。
赤レンガには13日、16日、19日、そしてこちらには
18日終日、20日14:30~、22日14:30~、28日終日会場にいらはるそうです。
お忙しそうですね・・
是非お出かけくださいませ
fbである友人が感想かいてるのをみました。
また、よいのがあれば、ぜひご紹介くださいね。
あ、そういえば甲骨文字でしたね。
また何かありましたらご紹介しま~す♪
行かれなくて残念無念・・図録は博物館で頼めるかもしれませんね。
ゆっくり、でも復帰をお待ちしています!