心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

ワークショップ~自分を筆文字一字で表現する

2016-09-21 | つなぐ展
                        「楽」

先週18日まで開催していたつなぐ展でのワークショップ。
自分と向き合い、自分をイメージする漢字一字を書く。
あるいは、こんな風になりたい自分とか。

半紙に、気がつくとみんなで立って書いてました。



心静かに・・と思っていましたが、始まったら賑やかで。
筆文字で・・と思っていましたが、藁の束や歯ブラシで。



途中参加のこちらの方、
「普通の書しかやったことないし」「たまたま通りかかっただけだから」と、
遠慮がちでしたが、まずは、「放」という文字を書いてみて~と。

1枚目は、半紙の真ん中に「普通に」。

「全然放たれてないですけど~」
「え?あ、そういうこと?」

と5枚位書いたところで、下の「放」に。



最初の画像の「楽」もこの方。いろんな「筆」を使って。

「文字を書く」のではなく、いろんな心をイメージして書いてみてくださ~いと
お話したら、心は、藁の束でこんな風に。



躍動したいと、「躍」の文字も。
最初は四角くまとまりすぎていて、固まってます~と言ったら
藁の筆で思い切りよく、全体を左に寄せて右の余白がきいてます~。


最初に書いたものと最後に書いたものを並べてみて、いかがですか?と伺うと
「全然違う」と、ご本人も変化を楽しんでいらはいました 

うれしや~

猫のクラフト作家の白井光可さんもご参加下さり。
10月に谷中・ギャラリー猫町で開催する個展のテーマ「seminare(種を蒔く)」から
「種」を書く!と。この種から、どんな芽が出て花が咲くのか楽しみです



白井さんの工房はこちら⇒ 路地裏の猫屋&工房W-WELL
(個展のご案内はまた次回)

こちらは、笑いすぎて泣いちゃってる「笑」と
凸凹やらいろんなことを辿ってきた「道」。


そして、この方は大事にしたいものを書かれて。
力強く凛々と。


予定よりかなり時間オーバー&賑やかだったので、作品をご覧下さった皆様には
ご迷惑だったかもですが  楽しいひと時でした。

嵐?が去ったあとに、少し前までご近所に住んでいらした方がお母さまと。
1枚書く?と聞いたら、うん!というので書いてくれました。

人の人生もいろいろ。
書の楽しみ方、かかわり方もいろいろでいいのかな、と。

ここから、私もどこかにつないでいけたらと思っています。

ありがとうございました。






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする