べるぎぃ*さばく

兵庫→京都→兵庫→東京→ベルギーへお引越ししました。
日々のちょっとした出来事をつづってます*

ベルギーの病室はこんなところ*

2012年02月15日 | * おべんきょう・おけいこごと *



わたしの住んでいるルーヴェンの中には出産できる総合病院が2つあります。

まめちゃんとこつぶちゃんを出産した病院はリング内にあるHart病院


Hart病院には産後入院する病室は2人部屋・1人部屋・
1人+同伴の人が1人宿泊可能な部屋の
3つの種類があります。

ちなみにどのお部屋も産まれた瞬間から母子同室です。


わたしは2回とも1人+同伴の人が1人宿泊可能な部屋に入院しました。




扉を開けると2mくらいの廊下?があり、病室があらわれます。

廊下の壁には医療用の手袋の箱(SML)3種類
そして来客用の丸椅子や背もたれ椅子などが置かれています。




黄疸予防のための窓際日光浴中に読書する旦那さまと母


母の隣にある棚は下が冷蔵庫、上が宿泊者用のシーツや枕などを入れる棚


旦那さまの横の茶色のソファー(ちょこっと写っているもの)
宿泊者用のベッドになります。





ベッドの前の壁にはテレビ


テレビの下は磁石のボードとなっていていろんなカードがはられています。




左から
「NIET STOREN aub mama slaapt」
(ママが眠っています。邪魔しないでください)

「EVEN WACHTEN aub」
(お待ちください)

「voor rust van moeder en baby KORT BEZOEK」
(ママと赤ちゃんのために訪問時間は短く)


入口のドアに貼っておくためのカード

(絵がとても怖いのが難点です)


ミッフィーのカードは面会時間の案内
14時~16時と18時~20時


ちなみに真ん中のミッキーとミニーはまめちゃんからのバレンタインプレゼント♪

幼稚園で作ったそうです。




窓と反対の面にはガラス扉の新生児ルームがあります。



左側の暗い廊下(電気がつきます)の先には



お手洗いとシャワールーム、洗面台がついています。


毎日午前中に清掃の方がお部屋のすべてを清掃してくださるので
いつも清潔な状態が保たれています*



お部屋内の新生児ルームのガラス扉を入るとこんな状態



左奥に写っている洗面台は新生児用のバスタブ




こんな風に沐浴するのよ。とナースが教えてくれます。

ちなみに普通の洗面台です(笑)



右には体重計



毎朝この体重計で計量後、洗面台で沐浴タイム



裸で放置されていますが壁に2段階調節のヒーターがついているので
ガラス扉を閉めていればすぐに部屋が暖まります。



あとあるのは妊婦用のベッドくらいです。



日本で出産をしたことがないのでこのお部屋がどんな感じなのか
比べようもありませんが、わたしにとってはとても快適なお部屋でした*





* おまけ *


ちなみにベルギーでは病室の入口にお誕生カードを飾ります。

お誕生カードがどんなものかはこちらの記事をどうぞ

「36週の定期検診&ベルギーの病院見学ツアー」




まめちゃんのときと同じく日本風の命名紙に筆ペンで旦那さまが書いてくれました。


かわいい兄弟の画像も産まれた体重も何もないのですが
この命名紙がかなり好評!


日本からわざわざ持ってきてくれた母、ありがとう♪






※現在、コメント欄を閉じさせていただいています。




St. Valentine's dayがお誕生日*

2012年02月14日 | * かぞく *



St. Valentine's day(2月14日)に男の子を無事出産しました。




体重はなんと3,900g


前回の検診時(6日前)にエコーで出した推定体重は3,360gだったので
主治医が1番びっくりしていたかも(笑)


こつぶちゃんの頭が見えたときのドクターの最初の一言は「ブラック・ヘアー」


日本人同士のわたしたち、お互い両親も日本人、祖父母も日本人

黒髪以外の赤ちゃんが出てくるなんて一切考えてなかったので
このドクターの一言に一瞬「えっ?!」となってしまいました(笑)



画像は母子手帳の中の挿絵

でも、あとあと考えたらベルギーでは夫婦が金髪のベルギー人であっても
髪の毛も肌も目も夫婦とまったく同じ色の子が産まれるとは
限らない話なんですよね。(隔世遺伝があるので)





3日目にまめちゃんがわたしの病室のベッドでお昼寝してしまったので
思わずベビーベッドで寝ているこつぶちゃんを横に並べて写真をパチリ♪


まめちゃんがこつぶちゃんに初対面したときの一言目は「赤ちゃん、きれい」でした。


素直な感想が聞きたくて「赤ちゃん、かわいいねぇ」「小さいねぇ」などと
まめちゃんの前では言わないでおこう!と事前に旦那さまと母と打ち合わせ済みだったので
みんなまめちゃんの感想を楽しみにしていました。


しかし、「きれい」という言葉にみんな疑問顔!?


子供の言葉のチョイスは本当におもしろいです。



こつぶちゃんがもう少し大きくなって言葉が理解できるようになったら
まめちゃんの最初の一言を教えてあげる楽しみができました。


ちなみにわたしへの最初の一言は・・・

赤ちゃんと対面が終わった後、病室のベッドの上で
まめちゃんをギュッギュしながら言われたひとこと。

「お母さん、赤ちゃん トゥエー(2人) いる」と言って
ベビーベッドに寝ているこつぶちゃんを指差した後、
わたしのおなかをさわっていました。。。


まぁ約15kgも増えたわたしの身体は3,900gのこつぶちゃんを産んだからといって
すぐに戻らないことは承知の上ですが、一生懸命出産を乗り切った母に
その一言は・・・あまりにも衝撃が強すぎました(笑)





こつぶちゃん、わたしたち夫婦のもとに産まれてきてくれて本当にありがとう。


まめちゃんのときのようにおなかの中にいるときに
なかなかかまってあげれなかったけれど(旦那さまは特に)
アピールを十分にしてくれて(毎日がお祭なみに激しく動いていました)
そして前駆陣痛を3度(前日にも1度)もしてわたしを振り回して・・・

きっときっとすごくやんちゃな子なんだろうなぁ~と
産まれる前からドキドキと楽しみでしょうがありませんでした。


旦那さまは妹と2人兄妹
わたしは妹と2人姉妹


2人の男の子の親になるなんて全然想像もしてなかったけれど
すべてが未知の世界でこれからの育児がとても楽しみです。


素敵なドキドキをありがとう。

そして、これからも手探り育児になっちゃうと思うけれど
成長しながらわたしたち夫婦にいろいろと教えてね。



* * *



たくさんの出産お祝いメール、FBへのお祝いコメント、
病室へのお見舞い、そしてもうすぐ産まれるかな?とブログをチェックしてくださった方々
本当にありがとうございます。


産まれてきたことをこんなにたくさんの人に祝福してもらえるなんて
本当に幸せな子です*



まめちゃんのケアをしながら(どんな赤ちゃん返りをするのか楽しみです)
楽しく育児したいと思います。


またたくさんの方々には今まで以上にお世話になると思いますが
家族共々、どうぞよろしくお願いいたします。





* おまけ *


旦那さまのお誕生日は1月23日(いち・に・さん)
まめちゃんのお誕生日は10月10日(ぞろ目)
こつぶちゃんのお誕生日は2月14日(バレンタイン)


3人ともとっても覚えやすいです♪


さらに、

まめちゃんの産まれた時の体重は3,330g
こつぶちゃんの産まれた時間は15時3分(3:03)

3のぞろ目つながりです。



これは意図的ですが、兄弟仲良くという意味をこめて
まめちゃんとこつぶちゃんの名前には共通点が入れられています。


そして、まめちゃんとこつぶちゃんの名前は旦那さまから
一文字ずつもらっています。


あれっ?!

わたしだけ仲間はずれ・・・?!


3人目は女の子と願って(笑)




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今日が出産予定日*

2012年02月14日 | * おそとでごはん *


今日がこつぶちゃんの出産予定日*


前駆陣痛が2回(8日の夜中と12日の夜中)あっただけで
本陣痛とはならず、そのまま予定日を迎えました。


9時50分から検診です。


前回の検診時に「たぶん産まれているだろうからこの検診予約は不必要になるかな?」
と、ドクターにいわれていたけれど、普通に検診に来ることになってしまいました。



いつもの検診部屋ではなく、今回はデリバリー部屋です。

シャワー・お手洗い・テレビなど完備




ナースに言われるがままベッドに横になりベルトを巻かれ機械を挟まれます。


ひとつはこつぶちゃんの心音を聞くためのもので
もぅひとつは陣痛を測定するためのものだそう。



30分後、再度ナースが来て「おなか痛くない?!」と何度も聞いてきます。


そして数分後、主治医登場!


機械から出ている紙を見て「おなかは痛くない?」と。


「はっているけれど痛くない」と伝えると「微弱陣痛がきているので
このまま病院にいてもいいし、おうちに帰ってもいいよ。」と。


しかし内診の結果、子宮口が1cmしか開いていなかったため
一旦家に帰って様子をみることになりました。





さぁ、歩け歩け運動再開です(笑)


母と一緒にルーヴェンの中をぐるぐるお散歩した後はランチタイム♪



今日はLe Pain Quotidien(ルパンコディティアン)





12時前だったのでモーニングセットをオーダーすることができました。

ちなみに内容はクロワッサンやカンパーニュなど4種類のパンとフレッシュジュース・
ホットドリンクがついてきてBioのコンフィチュールが食べ放題?!つけ放題です(笑)


母はイチジクのコンフィチュールがとても気に入ったようです♪





わたしは本日のスープ


キャロット・フレッシュオレンジジュース・コリアンダーのスープだったのですが
コリアンダーのパンチがとても良く効いていて美味しいです*




お土産にルバーブといちごの入ったクランブルを購入
明日の朝みんなで食べよう♪



と、思っていたのに・・・実は今この記事を書いているのは陣痛中

残念ながら朝ごはんのデザート?にみんなでクランブルを食べることが出来なさそうです。



*おぼえがき*


22時半~:たぶん10~15分間隔

またまた前駆陣痛?!と思い様子をみることに。


24時:5分~10分間隔(不規則)

1時半まで陣痛の間隔をはかってみたけれど
まめちゃんのときより痛くないような気がしたので
寝れるだけ寝よう!と無理やり寝てみる(笑)



案外寝れるもので2時間ちょっと(4時)で目が覚めた。


旦那さまを起こして状況説明し、病院へ電話をかけてもらう。



しかし、やっぱりまめちゃんのときより痛くないような気が・・・。





病院に行っても、またおうちに帰されるのは辛いので
頑張れるだけおうちで頑張ろうと決心し、再度旦那さまに寝てもらう。


病院へ電話したあと、飲み物、まめちゃんのお弁当の用意など
積極的にしてくれた旦那さま・・・再度就寝。



というわけで、現在わたしは陣痛で眠れないので
リビングで陣痛の間隔をはかりながらブログを更新しています。



ちなみに時間は6時15分
陣痛がはじまってから約7時間ちょっと

陣痛間隔は不規則だけれど3分半から4分半



まめちゃんを幼稚園に送り出す8時まではもたないかなぁ・・・?

それにしても・・・痛いです。

痛さのあまりタイプミス&手が止まることしばしば。



早くこつぶちゃんにあいたいなぁ~♪

ドキドキしてきました!



さぁ、そろそろ着替えて旦那さまを起こして病院へ向かいます。








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ヨーロッパで一番、硬いビスケット(クック・ド・ディナン)

2012年02月11日 | * あまいもの *


シタデル(城砦)にのぼり、ノートルダム教会を見学した後
ちょこっとだけディナンの街をおさんぽしました。



ディナンはジャズにはかかせないSaxophone(サクソフォーン)を考案した
Antoine Joseph Adolphe Sax(アントワーヌ・ジョゼフ・アドルフ・サックス)の生まれた街


ベルギーではとても有名な方でユーロが導入される前の
ベルギーフラン(200BF)紙幣に肖像が載せられていたそうです。




彼の名前がつけられたRue Adolph Sax(アドルフ・サックス通り)

イルミネーションもサックス型になっています。



アドルフ・サックスの資料館前にはベンチに座った銅像も*



このアドルフ・サックス通りでクック・ド・ディナンを発見!



Couque de Dinant(クック・ド・ディナン)とは小麦粉と蜂蜜だけで
作ったこの地方の郷土菓子

ちなみにこの『Couque』(クック)とは『北フランドル地域の香料入りの
小麦粉を使ったお菓子』をさすようです


お店によってたくさんの種類(型)のクック・ド・ディナンがあるのですが
まめちゃんは大好きな車の形を見つけたので、迷わずすぐに購入決定!



せっかくだからサックスの形とか風景を描写した形がよかったな・・・。



このお店のドアノブはクック・ド・ディナンの木型で出来ていました*




購入したクックドディナンはもちろんわたしの意見は通らず
まめちゃんの大好きな車型(笑)



3列シートになっています。




おじさん、おじさん、おばさん?!





小麦アレルギーが完治したまめちゃんは上機嫌でこのクッキーを・・・




ん?!

噛めないなぁ?!




硬いっ!



もぅ1度チャレンジ!


ヨーロッパで一番硬いとされるビスケットは食いしん坊な
まめちゃんも歯が立ちませんでした。


というわけで、少しずつ割ってみんなで試食タイム!



端はカリッと固いのですが、それ以外の部分は湿気ていて?
いえいえ、しっとりしていてムニューッとしています(しかし、硬いです)


まめちゃんと旦那さまと母は1かけらで断念。



いつの間にかわたしのおなかの中にすべて納まっていました(笑)



それにしても、あごが痛いです。。。





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ディナンのノートルダム教会*

2012年02月11日 | * たび(ベルギー) *



ディナンのCollégiale Notre-Dame(ノートルダム教会)



La Meuse(ミューズ)川の対岸からノートルダム教会を見ると
川岸断崖に築かれた城塞(シタデル)とたまねぎ型の教会、
そしてかわいい街並みが合わさってなんだか不思議な雰囲気



シタデルの展望台から教会をみるとこんな感じ


ディナンのシタデル見学の記事はこちら→☆


教会を上から見る機会はあまりないので
まじまじと見てしまいました(笑)





こちらはRue Adolph Sax(アドルフ・サックス通り)から見た
ノートルダム教会



教会をいろいろな角度から見た後は、中に入ってみましょー!



このノートルダム教会は1227~1279年に創建されたもので
何度も破壊されたのでそのたびに最初に造られたのを基に再建したそうです。




祭壇がほぼ金色でとてもきらびやか




さらにとても見事なステンドグラスがありました。


しかしなぜか教会を正面から入って右側と正面のステンドグラスは
とても素敵なのですが、左側のガラスはとても質素なものでした。

何か意味があるのかなぁ~?!





シタデル見学で疲れてしまった母とまめちゃんは静かに座って
祭壇やステンドグラスを鑑賞


その頃、自称教会マニアの旦那さまは回廊などゆっくりじっくり見学していました。

そして、「ここの場所は○○建築だから○世紀ごろ建てられたんだろう。」
「でもここも部分は○○建築だから違うときに・・・」などと独り言



楽しそうなのでヨシとしましょう(笑)





この方はいったいどなたなのでしょうか?


あとで撮った画像を見直すとノートルダム教会なのに
聖母マリア像を1枚も撮ってないにもかかわらず、
このおじさんの画像が出てきました(笑)





教会をあとにしたあとはディナン近くのBOCQ(デュ・ボック醸造所)
CARACOLE(カラコル醸造所)のビールを買って帰りました*




ビールのご紹介はまた後日




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