黒猫 とのべい の冒険

身近な出来事や感じたことを登載してみました。

暑中お見舞い2013

2013年07月22日 16時56分59秒 | ファンタジー

 前略 北海道もいよいよ夏本番の暑さになりましたね。
 選挙が終わって静かになったというのに、年取ったせいかもしれませんが、耳の中でごわごわした不安な音がして、どうしてもぬぐい切れません。どうも、この時代の奥から不穏な音が漏れ出ているとしか思えないのです。
 私の若いころは、遠い将来のことなど、どんなふうになるか考えてもしようがないと思っていた節がありますが、そのころ思い描いていた将来とやらに、太い体で胴体着陸してみると、私の身にまといつく諸問題は、若いころと大きな違いはないという気がします。私のブログの記事のとおり、しつこく同じ悩みを繰り返しているのです。自らに向かって問う「今なにやってんの?」
 世の中を動かす立場の方々には、私のように、昔の過ちを繰り返すのはよしてほしいと思います。蛇足ですが、今の若い人たちにも、その轍を踏まないようにと切に願うものです。
 ところで、老後の楽しみのために、本屋を作ろうと思い立ち、今年四月末、書店登録完了の通知を受け、それから仕事の合間に、手づくり本の製作に取り組み、先日六月二十日、初出版にこぎ着けました。題名は「黒猫とのの冒険」と言います。拙い装丁の本十冊ほど、甥が店長をしている本州の書店の片隅に置いてもらっています。本を作ってみて思ったのは、この作業が、私の性に合っているということです。文章を書くより数倍楽しい。残念なのは、本づくりの時間がなかなか生み出せないこと。この調子だと、月に数冊作るだけで精いっぱいです。
 ともあれ、あまりインドア派にならないよう、たまには各地へ旅行してみたいと思っています。夏の北海道は、本州に比べ十度くらいも涼しいところがありますので、ぜひ遊びに来てください。(2013.7)
コメント
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