黒猫 とのべい の冒険

身近な出来事や感じたことを登載してみました。

一昨日の朝

2020年02月27日 15時13分29秒 | ファンタジー
 一昨日の朝の雪景色は、その日のうちにすっかり消滅。1日に10センチ以上雪解けが進んでいるらしい。2月の日差しがこんなに強いのはあまり経験したことがないが、コロナウイルスの猛威に立ち向かえるのは、もはやヒトの知恵ではなく、こんな熱い日差しや自然の力しかないのかもしれない。
 今週から会合、講演会、公共施設の入場がほとんど制限されたので、行くところがなくなってしまった。ちなみに飲み会は先週初めが最後の出番だった。今週のカラオケ、製本教室も中止。
 ところで、人前であまり本当のことを言ってはならないと、あらためて身が縮む思いがした。
 はなといっしょに食した黒糖のかりんとうが感激するほど美味かったので、いただいた方の前で、うちのネコがとても喜んで、とうっかり口を滑らせた。すると、そんなに好きなら、まだ家にあるのでそのうち届けてくれるという。そして、糖分が多いのでネコのおやつには向かないと思う、とわざわざ教えてくれた。
 食べたけりゃ 正直に言え おいしかったと 猫士
(2020.2.27)
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柿の種が好きだった

2020年02月06日 23時32分18秒 | ファンタジー
 今日起きた、ミステリアスな出来事。
 はなは、母しゃんのかりんとうをきれいに舐め終わると、柿の種をかじっている父しゃんににじり寄ってきた。
「それ、ちょうだい」
 においを嗅ぐだけかと思ったら、まったく躊躇する素振りなく、柿の種をペロペロ。
「えっ!  父しゃんだって辛いのに」
 はなは、種1個クリアすると、口の回りをきれいに拭き取って、何もなかった顔でうとうとし始めた。
 はなは、柿の種をかりんとうと間違えたのではない。正真正銘、柿の種が好きなのだ。(2020.2.6)


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元祖 柿の種

2020年02月04日 23時26分53秒 | ファンタジー
 かりんとうの黒砂糖が大好きなネコがいることを、本ネコの了解を得ないで公表したため、はなに、こっぴどく怒られてしまった。でも、もっときわどい話がこの世には存在するのだ。父しゃん母しゃんも腰を抜かすほどびっくり。
 その日、母しゃんは例のかりんとうを、父しゃんはいただき物の柿の種を食べようとしていた。その柿の種は、発祥の地とされる新潟県長岡市から知人の家に届いたもの。元祖中の元祖だというので、種を1枚1枚つまんで味わっていると、はなが突如、柿の種をなめ始めるではないか。この種はそこらにあるものに比べると、格段に赤い。その色は唐辛子そのものの色ではないにしろ、気のせいでなく辛い。でも、はなは平気な顔でなめる。あわてて父しゃんは、かりんとうを1本、はなに進呈した。(2020.2.4)
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