こんなに料理好きだったなんて

　今日は二品作った。
　クジラ肉とダイコンの煮物。厚揚げとインゲンの煮物。
　ダイコンがなかなか美味いし、大和煮缶のクジラ肉のくどさが消えた。なかなかの優れものだ。
　一方、ゆでて冷凍したインゲンを煮たので柔らかくなりすぎ、残念。
　これまで書きためた食材別レシピを、ノートに分類整理し始めた。

　識者が言うには、ストレスを解消するには自分の五感が喜ぶことをするのがいいそうだが、まさか自分が料理好きだったなんて思いもよらなかった。(2023.10.31)

晩ごはんだよ

　今晩のごはん。手羽元ポン酢煮、昨日作った３品のジャガグラタン、厚揚と舞茸炒め物、カボチャとさつまいもサラダ。味噌汁は、厚揚とタマネギと冷凍キノコときざみ揚げ。さらに、いただき物の新米ご飯に納豆です。ツヤツヤの新米ご飯は、ハリと適度の粘りのある優れもの。ビールを飲むのを忘れて完食した。

　さて、片付け終えて８時。ここしばらく、この時間から寝るまで何にもすることがない。というか、する気にならない。以前なら、好きな読書や古代史の勉強、たまには文章をものすなど、時間をもて余すことはほとんどなかった。

　まあいいか、料理だけは飽きずに続けられるのだから。(2023.10.28)

10000ボルト

　谷村新司が亡くなった。今朝のテレビニュースに、アリスの「君のひとみは10000ボルト」が流れた。この威勢のいい10000ボルトは、４４年前、私たちの結婚披露宴のフィナーレにかかった曲。過去をあまり振り返るのは神経によくないが、一直線でつながっている現在と過去を切り離すことはできない。いい記憶だけよみがえったらと思う。ご冥福をお祈りする。(2023.10.17)

こんな夢だった

　昨日、妻に悪態をついた。
　死の間際、妹二人に手紙メモを残したのに、夫には別れの言葉を置いていく余裕もなく逝ってしまった。そう思って寝たら、今朝方、枝葉はいっぱいあるけれど、こんな夢を見た。

　朝、仕事で家を出ようとしたら、妻が、私の口が臭っているから歯を磨いて、と言う。歯磨きするにも時間が迫っているのだが、見知らぬ猫が体をくねらせてくっついてくるし、妻が顔を近づけて監視している。
　妻は、歯磨きオーケー。車の荷台のゴルフバッグを積み替えて、と言う。ゴルフバッグなんて２０年も前に捨てたのに。そうだ、今週車を１台廃車する予定だった。妻は、甥のＹといっしょに、その車？で出かける様子なのだ。
　すると、彼女は不意に、私の体をしっかり抱きしめた。びっくりした私は、若い頃の記憶をたどって、妻の名前を呼んだ。ほんとうに行ってしまうつもりなのだ、と急に寂しくなって、長く帰らないの？　と聞いた。妻は、いいえ、２泊だけだよ、と確かにささやいた。
　こんな夢から覚めた私は、しばらく泣いた。(2023.10.16)

今日は悲しい

　過去、天候、他人など、自らの意志でコントロールできないものに気持ちが集中しすぎると、悲観的になり心のバランスを崩してしまうことさえあるという。つまり、自分を取り戻すためには、１日も早く現実に立ち返るしかない。
　いつまでも取り返せないことに執着し、寂しい悲しいなんてこだわっているのは、悠々と旅立った者に文句をつけているようなものなのだ。でも、なぜだか今日は悲しい。はなの月命日だ。(2023.10.12)

昼と夜のご飯

　今日の献立は、ゆで卵なしの手抜きポテサラ、小松菜と揚げの煮浸し、厚揚げと舞茸の煮物、いんげんサラダ、ピーマンときのこの炒め物、差入れのミョウガご飯。夜はワカメと豆腐の味噌汁を作る。その他、納豆、キムチ、鰊の切り込みなど。やはり食べ過ぎ？(2023.10.11)

ありがとう、なんて

とめどなく長き静寂にたえきれずテレビを入れる。

ありがとう、なんて、言ったことがなかった。なにもわかっていなかったと思う。

妻迎えおもむこうにも船はなし

(2023.10.8)

今晩の食卓

　ご飯のほかに６品のおかずをそろえた。家事のド素人にしては上々の食卓かな。ただし、中央奥の「夏野菜のトマト煮」は差し入れ、右横の雑な盛りつけのカレールーは冷凍庫の奥に寝ていたのを温めたもの。

　左上はもずく酢、中央手前はさっき作った豆腐と豚肉とネギを炒めて玉子とじにしたもの。右の皿は、作り置きのキノコ２種の炒め物とインゲン豆とニンジンの煮物。いずれもスマホのレシピを参考に作った。参考に、と書いたのはレシピ通りの代物ではないから。その通り作る技量がない？　いいえ、なぜだか創作するのが得意なのです。(202310.5)