はなは、どちらかといえば少食。最近になって、齢のせいか、食欲が落ちる日がある。大食父しゃんの場合、そんなことはあるはずない。
心配性の母しゃんが、今はやりの「チュー〇〇」とかいう液体のネコ用おやつを買ってきた。
「なんなの？」
はなは急ぎ近づいてみたけれど、この匂いは不得手。
母しゃんはダイエットサプリでこりごりしたはずなのに、またコマーシャルにだまされてしまったみたい。(2021.9.24)
今年は北海道も暑かったと本州の知人に伝えたら、縄文海進の話題が出たので、昨年の埋文センターの展示会で、この絵を見たことを思い出した。
これは、今から約１万年前から約６千年前ごろまで、石狩湾が北海道中央部の内陸深く入り込んでいたころの古石狩湾の絵。札幌から岩見沢・美唄市、千歳空港付近までの広大な平地はすっぽり海の底。海辺の石狩市役所はもちろん、札幌駅付近も水没していた。そのころの日本周辺は、地球温暖化などの影響で海水面が上昇する「縄文海進」の時代だった。
現在は次のような絵になる。
ところで、縄文時代の人々は南からやって来たと言われている。暖かさに誘われて南から列島に入り、さらに北方へ移動したのだろう。その後の寒冷化によって暮らしにくくなり、南方の故地を懐かしんだろうが、この列島には次々と移住者が押し寄せたので、南進は難しかった。
その時代から数千年経った今、このままのスピードで高温化が進むと、再び身の回りにヒタヒタと海の気配が迫って来ないとも限らないのだ。そのとき、縄文人同様、我々にはもはや帰るところがない。(2021.9.16)
今年は暑かったですね。私の住む町は海から数十キロ離れていますが、東と北側を一級河川に囲まれた立地なので、いつもなら隣町の札幌より２、３度気温が低いのです。ところが今年、最高気温が３５度に達し、びっくり仰天。湿度も本州並みでした。はな ともども、一家全員、多少やつれたような感じです。
えっ、そんなことはない？ はなは年取ったけど、暑い日でも食欲旺盛で、おまけに新聞くぐりやボール遊びをして、十分、ネコ生を楽しんでいると言っています。(2021.9.9)
昨日の新聞に、ひまわり畑の満開の写真が載った。すかすかした広大なその地には、ずいぶん前に行ったことがある。なにせ暇なので、ここから１００キロあまり離れたひまわりに向かって、すぐさま車を走らせた。思いつくままの行動なので、空模様もころころ変わり、途中、土砂降りの雨に見舞われながら、目的地に近づいたら、そこは晴天だった。しかし、ひまわり畑とおぼしき空き地は静まり返っていた。
ひまわりが１本もない！
つまり、根こそぎ刈り取られていたのだ。今年は例年に比べ、かなり暑かったから、９月上～中旬の刈り取り時期が大幅に繰り上がってしまった。がっかりしてもしなくても、時間は順調に過ぎるので、近くにあるというローズガーデンに寄って帰宅することにした。ここも寂しかったが、バラは咲き残っていた。(2021.9.1)
