黒猫 とのべい の冒険

身近な出来事や感じたことを登載してみました。

こころはうごく

2021年01月23日 20時37分32秒 | ファンタジー
 「あさ」の後半には、こころはうごく、というフレーズが2度も出てくる。

  しんだあとのときへと こころはうごく からだにしばられながら からだをよろこんで
  どこもいたくないあさ からだはここにいて こころはうごく どこまでも いつまでも
  (谷川俊太郎「ベージュ」から)

 朝、自分の心の動きを感じることができるなら、体が縛られたり硬直していても、生きている間だけでなく、死後も自分の望むとおり永遠に存在し続けられる、こころの思うがままに。
と私は解釈したいのだがどうだろうか。(2021.1.23)
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どこもかゆくない

2021年01月21日 18時04分54秒 | ファンタジー
 約10日ぶりにようやく脇腹の痛みから解放された。医者の言ったとおり、肋骨の裏側の筋肉だか筋だかをひねっただけだったのか。大げさに痛い痛いと触れ回ったので、世間に舞い上がった煙を吹き払うのに、いささか手間がかかった。痛みがなくなったから、まあいいか。
 そんなこんなするうちに、ふと体のどこもかゆくないことに気がついた。この3,4年、冬になると決まって、足の方からじわじわとかゆみが上ってきて、夜中に目が覚めるくらい酷くなる。あり合わせの軟膏を塗るのだが、かゆみが背中まで到達したころには、体中、引っ掻き傷でぼろぼろになる。皮膚科に行くのが嫌で我慢した末、医者からどうして放っておいたんだと言われながら、もらった薬を塗ると1週間くらいでスカッとする。年をとるとはこういうことなんだ、認めたくないが。
 谷川俊太郎氏の最新作「ベージュ(米寿?)」の冒頭の詩「あさ」の一節。

  めがさめる どこもいたくない かゆいところもない からだはしずかだ だがこころは うごく
  めがみる ゆきがふっている みみはきく かすかなおと ひとじちがいきをしている どこかでいま (以下略)

 ほんとうに、年をとるとはこういうことなのだ。しかし、体はひとじちに取られても、心は自由だ。(2021.1.21)

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脇腹痛もアラセブのせいか

2021年01月15日 14時51分28秒 | ファンタジー
 今冬の積雪情報では、あちこちで観測史上最高を記録しているようだ。すぐ隣り町でも、一階がすっかり埋まるほどの大雪だという声が聞こえてくる。でも、この町は例年より少し多めといった程度。雪かきでダイエットは望めない。
 ところが、私の脇腹の痛みは今日で6日目になる。除雪が原因かどうかわからないが、昨日は、まだ暗いうちから痛くて眠れなかったので、整形外科で診察を受けたら、骨に異常なし、筋肉痛か肋骨内側の筋ちがいでしょうとのこと。ちょっとほっとしたが、今日も痛みは止まらない。昨年末、アラエイトの知り合いが足の不調であちこち病院に通った末、腱の断裂が見つかり手術を受けたというのを聞いたばかりなので、ほんとうに大丈夫だろうかといった気持ちだ。
 それでも、今週痛みを押して札幌のS大に行き、昨年から進めていた科目等履修の願書を出した。科目はアイヌ文化論と考古学特講。いずれもオンライン講義なのだそうで、どんなことになるやら。S大最年長学生になるのは間違いないだろう。新聞に出るやもしれない。(2021.1.15)
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はなの目ヂカラ

2021年01月13日 22時00分17秒 | ファンタジー
 寒くなると、はなは勢いを増す。この写真は、叫びながら走り回り、疲れてソファーに横になった直後の見返りノルウェージャン・はな。ギンギラギンの目ヂカラは到底、セブンティーンの女子のものとは思えない。アラセブは遠きにありて思うもの、と言えなくなった父しゃんもあやかりたい。(2021.1.13)


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2021年 はな年賀

2021年01月01日 15時03分11秒 | ファンタジー
あけまして おめでとうございます
はな の好物は、鮭、秋刀魚、鯖、𩸽などの魚のほかにも、肉にチーズ、クッキーや煎餅もいけます。だんだん好みの幅が広がるみたい。
ある日のこと、父しゃん母しゃんがこっそりおやつを食べているのを見つけ、母しゃんのカリントウを奪い取って黒砂糖をきれいに舐め、父しゃんがおいしそうに食べている赤いものにも挑戦。舐めてみたらピリッと辛いけど、案外いける味なので1個いただこうと思ったら、目を丸くした母しゃんに、柿の種はダメと取り上げられました。父しゃんはあわてて、カリントウをもう1本くれました。やっぱりカリントウは美味い。
はな が元気なのは、この年齢で何でもたくさん食べるからなのかな? 我が家は家族全員大食いです。
今年もどうぞよろしくお願いします。
2021年 元旦

 
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