BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

7 月 中

2012年08月07日 | 古本
 7月中に読んだ本を忘れないうちに。

 恐ろしい事件の闇と、恐ろしい捜査をする側の闇を。ブン屋さんのそれはいつも
未解決でオトロシイ。
 「未解決-封印された五つの捜査報告-」 著者 一橋 文哉 新潮文庫
  ( 定価630円+税 平成23年11月1日 発行 )

 アタシはこの手の小説の、スポーツ新聞のそれと区別が分らない。過激な描写が
ない分不満足。して解説氏は針小棒大な解釈で誉めそやすのは、いががなものか。
荒野さんはなにもこんな小説書いて稼がなくてもいだろうに。
 「誰よりも美しい妻」 著者 井上 荒野  新潮文庫 定価438円+税
  ( 平成21年3月1日 発行 )

 別になにも期待しない分、まあこれでもいいかと、つい最後まで読んでしまう。
沢野さんだからと許されているのは、性格は悪くても得な性分。
 「花嫁の指輪」 著者 沢野 ひとし  角川文庫 定価438円+税
 ( 平成10年10月25日 初版発行 )

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