BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

おにぎり

2008年10月05日 | テレビドラマ
 あれからもう9年が経ったようだ。
1999年の夏、「札幌デジタル映画祭」という企画のなか
事前のワークショップとして映画製作があった。30分以内の
短編という条件のシナリオ公募があり、その応募者にS君がいて見事に当選した。
 〔ある夏の日、就職活動中の男子学生がビル屋上に彷徨い、閉じ込められる。
携帯にかかってきた一本の電話「あんた 誰?」。彼はその未知の女性に翻弄され
心揺れる。〕S君は当時大学四年生、いわば等身大の自身のことでもあったろう。
 撮影はアタシが担当することになっており、題名は屋上を意味する「R」と決
って、撮影、編集仕上げ、シアターキノでの上映と、無事に推移した。
 S君はその後もシナリオの修行を続け、短編などの脚本家として名を挙げ、地
方映画祭への出品作が受賞もした。
 番組宣伝用のハガキがS君から届いた。脚本に彼の名が印刷され載っている。
STV「どさんこワイド180」の内で10月6日から17日までの間、連続
ミニドラマとして放送されるようだ。
タイトルは「桃山おにぎり店」(放映時間は毎日16時05分ころから)
 みたあとでは書きづらくなる(失礼、笑)と思うので、事前にこのブログに
書かせていただきました。
 そのS君とは 島崎 友樹 氏のことです。