BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

おにぎり-2

2008年10月18日 | テレビドラマ
 どんな方向の脚本を書くのも勝手だが、あのどうにも
楽屋オチ(バレ)のように軽佻な初回と最終回の、ワイドショー
的ワル乗り中継シーンはみっともない。テレビの一番醜悪な
シーンがどうしてあのドラマに必要なのか、アタシは解らんのだ。
まさか島崎氏の筆ではなく、プロデュサーか演出の差し金だと思うが。あんな事
を面白がる余裕よりは、あんな事の設定を嫌うという窮屈さを大切にして欲しい。

 まぁ、でもよく書きましたね。10回分で約120分でしょうか。マンガ的で
面白いトコもあったし。いろんな制約縛りのなかで、翻弄されたであろう事が
想像つきます。そのことを踏み台にして、より個に戻った作品を書いて欲しい。

 「桃山おにぎり店」 脚本 島崎 友樹   監督 鴨田 豊
  ( STV どさんこワイド180 内での連続ミニドラマ 
         10月6日~17日 の間 10回放送 )