2月にライブを演らせてもらった行方市のログハウスレストラン 時夢創屋(トムソーヤ)でオカリナ奏者の野口喜広さんがコンサートを演るというので見学に行った。
野口さんはさいたま市から行方に移り住み、オカリナを製作したり演奏活動をしているプロのアーティストだ。キーボード&パーカッションでサポートするのはもちろん奥様の矢野恵子さんである。
野口さん & 矢野さん
これまで時夢創屋で何度かお会いし、ゲストという形でオカリナ演奏も聴いたが今回はじっくりとオカリナの音色を聴くのにいい機会だった。
土を焼いて作られるオカリナの音というのはじつに自然な感じでどことなく懐かしさをおぼえ心が癒されてゆくようなそんな音色だ。
大きさ・形が異なり音色も変わる様々な種類のオカリナを駆使して演奏する野口さんもまた自然体な方である。
ログハウスの会場に自然な音が響く
曲目は「ほたるこい」・「埴生の宿」といったよく知られるものから「涙そうそう」「瑠璃色の地球」といったヒット曲、それにオリジナルを加えた幅広いものだ。
オリジナルでは「棚田の春」「トキの舞う空」という曲が印象に残った。オカリナの音によって日本の原風景が鮮やかに浮かんでくる感じ・・・しみじみ。
オカリナは形・大きさ様々なものがあるのだ
最後は「浜辺の歌」をみんなで合唱してフィナーレ。このあとにもアンコールに応えて数曲演奏してくれた。尺八の先生も急遽参入、こちらもシブい音色を楽しませてくれた。
夫婦二人三脚にてコンサートを行い、CDを作成、その曲はNHK他各メディアで取り上げられている。その傍らオカリナの製作販売、教室などオカリナの良さを知ってもらう活動にも励んでいる。
一度、オカリナの音色に触れてみてはどーでしょう、いい音ですよ。
近くの古墳から採取した土で焼いたという埴輪型のオカリナ。他に深海の土から作ったというシーラカンス型のものもあった。
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