出来上がってはいたが、新曲作成時に詞を発表していなかったのがこの「故郷にやさしい風が吹く」。この曲は2011年東日本大震災の数ヵ月後に知り合いのミュージシャンから「友人が被災地を励ますサイトを立ち上げているので曲を提供して・・・」と言われ、作ってそのサイトに応募してアップされていた曲なのだ。自分の他にもたくさんのミュージシャンが曲をアップしていて自由に聴くことができるというものだった。
どのくらいの、特に被災地の人たちが聴いたのかはわからないが、オレもその曲の存在も忘れかけていた・・・ふと今回再び岩手県沿岸地区を訪れるにあたり思い出し、少し短く編集して現地でのイベントTHE North Journey Reunion 2013で歌おうと思ったのである。
故郷にやさしい風が吹く
故郷にやさしい風が吹く ようやっと晴れ間が見えてきた
眼を閉じると あの日の街並みが 生まれ育った愛しい街よ
眼を閉じると あの人の笑顔が 心に沁み入る 親しき人たちよ
そのイメージは 今までだけじゃなく これからも続いてゆくと 信じていたい
*故郷にやさしい風が吹く 穏やかに平和へと誘って
故郷にやさしい風が吹く ようやっと晴れ間が見えてきた
眼を閉じると いつもの風景が すべてを与えてくれる この故郷よ
眼を閉じると ここで生きている 喜びあふれる自分がそこにいる
そのイメージは 今までだけじゃなく これからも続いてゆくと信じていたい
故郷にやさしい風が吹く さわやかに傷痕を乾かして
故郷にやさしい風が吹く ようやっと晴れ間が見えてきた
*REPEAT
結局、The North Journey Reunion2013 では二度ほど、民宿サトウ前、盛り駅前のライブで想いをこめて歌いました。
盛駅前のライブ。(NJ Facebookより)