その3・・・3日目。前日夜、屋台村からの帰りは雨が降っていて夜中もけっこう降ったみたいだが朝はやんで晴れの兆し。
メンバー約50名が宿泊した「大船渡プラザホテル」を後にする。
ゆっくりめの食事を摂った後、
再び盛駅に到着!
駅舎を含めた駅前はこんな感じ。
3日間フルオープンしていた「MINT House」では前もって集めた材料でマラカスやカズーを作って一緒に演奏したり、あいさんのハンドマッサージがあったり、雑貨販売したり、その売り上げは復興のために役立てていただくそうだ。
駅前ライブも始まっていて
じゅんや人情・・・メッセージとリズムがうまく絡み合い、言葉が入ってくるー、明るい感じがGOOD!
山口敦子・・・マンドリンだったが最後1曲はギターに持ち替えて・・青空に響く、やさしい歌声。この後昨年行けなかった陸前高田の状況を見に行くと言っていた。
わたくし、前田直弥・・・盛駅前は前回からでも初登場途中、シールドのL字の接続がうまくなくて爆発音がしてしまったが。
1.時の流れ 2.Action'00 3.故郷にやさしい風が吹く 4.この場所から 以上4曲、精一杯歌わせていただきましたー。
森 偉蔵・・・「笑顔がステキ」とか言われていた彼も情感込めて歌う。
MINTが接客中、楽器作りは子供にも大人にも人気だった・・・ミントハウスのみなさん3日間おつかれさまでしたー、あんたらはえらい!正面の画像が無いので・・・
MINT目線のブログ:報告http://ameblo.jp/mintsexy/entry-11669748222.html
その1http://ameblo.jp/mintsexy/entry-11671666589.html
その2http://ameblo.jp/mintsexy/entry-11674242294.html
その3http://ameblo.jp/mintsexy/entry-11673402964.html
本日も観光客の方たちも多く、駅前はにぎわう。
岩見たかし・・・南こうせつの曲は何十年ぶりに聴いてビビビ!やはり長渕の曲で締め!思いを込めてー。
予定にはなかったが今回からの新会場、地の森八軒街へ行ってみた・・・盛駅と大船渡屋台村のちょうど中間に位置しているので車で約3分の場所なのだ。
仮設の商店街で本日はオープンマイク形式でライブが行われていた。
平野(小貫) ・・・昨年も参加していた水戸からの演歌シンガー。カラオケで熱唱!商店街に似合うね~。
・・・・織田裕二のモノマネからはじまる画期的ステージ「ゼロの歌?」も楽しくてOK!
安蒜さんが歌った後(ゴメン、撮り忘れたっ)・・・
出演を促されてオイラも歌う、ここではカヴァー曲「初恋(村下孝蔵」「花(喜納昌吉)」・・喜んでもらえたみたい。
そのあと森 偉蔵も歌って・・・
マイスター鈴木・・・ここ地の森八軒街ライブを感謝の言葉と共に締める。「グッドナイトアレン」をみんなで歌う。
この商店街のみなさんはお店の前に出て歌を聴いてくれたり、少しお話をさせてもらったが本当にやさしく我々を受け入れてくれて・・・こっちがそのみなさんの人柄に癒されてしまった。
ここで歌うといただける市の花カメリア(椿)を模った紙のブローチ。他におばあさんに不二家ポップキャンディーももらってしまった。
そばの電柱には押し寄せた津波の高さを示すマークがあって、それを見て驚き!(NJ Facebookから)
穏やかな口ぶりからは考えられないほどの恐ろしい思いをされているのだな、と改めて思った。
地の森八軒街のみなさん、ありがとう!お元気でいてください!またお会いしましょう!
ここのライブスタッフのみなさんもおつかれさまでしたー。
そろそろ明日の都合で一足先に帰らなければならない時間が迫って・・・盛駅に戻り、あいさつをして・・・
本拠地である大船渡屋台村に入る。
ここの営業は1年期間延長されて来年末までの予定だそう。
我々にとってもすでに思い出深い場所となっている。
屋台村の周りはまだ更地が多く・・・
昨年同様ホテルや大きな建物だけが目立つ。
変わったのは昨年まで無かったBRT(元の線路)が走行している。
ステージではファイナルへ向けライブが続く・・・TMRUSSが演奏中。
MC(司会)を仰せつかり、緊張気味の詩笑。
最後までいたかったが時間の都合で後ろ髪を引かれながら屋台村を後にした。この後もみんなで盛り上がったことだろう!
ろくにあいさつもできなかったが、主催のマイスター他スタッフのみなさん、出演者のみなさん、そして地元のみなさん、お世話になりましたー感謝感謝!。3日間とても楽しかったっす!
被災地のために自分が何かした、とは到底思えないが・・・Reunion(リユニオン)の言葉通り、再びみんなに会ってエネルギーが結集して、それが復興の一助にでもなれば、と願っています。
イベントのライブの模様などは、
North Journey Facebook:https://www.facebook.com/TheNorthJourney2012
でも見ることができます。
帰り際の車窓から・・・
大船渡港入り口には市場?のような大きな建物が建設中だった。
陸前高田市に入ると・・・
まだまだ津波痕の広大な平地が続く・・・
盛り土するべく、土の山があちこちに造られている。
各地とも復興へはまだ道のりは長い・・・しかし少しずつは動いている、そう感じた3日間でしたー。
それを動かしているのは地元の人たちの復興への思いである。我々はその長い復興の道のりに関心を持ち続けていくということが大事なのではないか、と思っている。
来年もぜひ訪れてみたい! 長いリポートご覧いただきありがとう!