気分の上げ下げ

2010-06-28 12:54:32 | 雑感
土曜日は,横浜ネットステーション校で,2回目の特別講演をしてきました。

今回に限らず,普段のカウンセリングとか各回のOSの参加者の属性などを見ていると,最近未修の方が増えたなぁ,と言う印象を持っています。2年前なんかとはえらい違いです。

この制度,まぁ,創成期というか過渡期と言うか,短期間での変化が非常に激しい時期です。「変化」というのは,制度や試験の運用のみならず,受験生の考え方,行動パターン,心理,勉強方法というものの変化も含まれます。変化が激しい時は,その変化をキャッチアップしていかないといけないので大変ですが,乗り遅れないようにしましょう。


話変わりますが,具体的に何が悪いとか,ついていないとか,そういう具体的な事柄は全然ないのに(客観的に見たらごく平凡と言うか何も無く過ごしているような時),気分だけ盛り上がらないと言うか妙に盛り下がる時期というのが吉野はたまに来ます。


こういう時の乗り切り方は,「いずれ潮目が変わるからあえて何もアクションを起こさない」のがベストである,ということが経験則から分かってきております(笑)。淡々と時が過ぎていくのを待つのみと言うやつです。多分テンション下がり気味の時は,ジャッジ能力も下がってきている気がしますので(あくまでも個人の感想ね),ミスやら,何じゃそりゃ的な事をやらかしやすい。こういうときは大人しくするように心がけています。出来ることならひたすら寝る事で時間を稼ぎたいくらいです(笑)。起きたら「お,もう7月だ」,なんてね。

しかし,なんなんですかね。これがバイオリズム(そういや最近あまり聞かないな)というやつなんかな~。日々の生活のリズムに不思議な「上げ下げ」があります。

多分,実はこれは「タイミング」の問題なのかも知れません。自分自身で考えているタイミングと客観的なタイミングにミスマッチが生じているような場合です。これは純粋に時期的な問題ですから,何かしたところで上手くいくものでもない。かえって余計な事をしただけ,ということになってしまう可能性が高い。「待つが正解」と言うやつです。そういえば昔,女の子に「何で3日くらい返事待てないわけ?」と怒られた事あったな(笑)

受験生も人の子ですから,似たようなことはあるかと思います。何だか上手くいかない,ついていない感じがする,結果がついてこない,などです。そういう時は,「まぁ,今はしょうがない」くらいに鷹揚に構えて,変な対応策とか考えない方がいいかも知れません。何もしないのが最良の対策と言う事もあるということです。

新司法試験には,9番目の科目があるとかよく言いますが(精神的な部分のこと),本番の緊張感にどう対応するか,だけでなく,寧ろ受験勉強期間中の精神面のコントロールの方が大変でしょうし,結果に大きな影響を持ってくるような気がします。受かる前は,自己啓発系や,精神論的な本をよく読んだなー。
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