67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

ブライトリングの革ベルト交換

2009-12-23 05:58:19 | ファッション
 先日、IWCをアップしましたが、革ベルトは長年使用していると使い古した味わいが出て来ますよね。しかし、どんなに丁寧に使用して行っても革の損傷はひどくなって行きストレスのかかるバックルに嵌る部分とストラップが汚く痛んで行きます。長年愛用して来たブライトリングのナビタイマーですが、余りにも見難いので今回ベルトを新調いたしました。もちろんブレスという選択もあったのですが、IWCと並び金属製のブレスが仰々しく高価ですので、汎用品の革ベルトを取り付けてみました。

 純正のベルトにはバックルのきちんとブライトリングの刻印も入っており抜群の質感ですが仕方ありません。リプレイスしたベルトは純正のような質感はないですが、使い込めばそれなりにいい感じになるのではと思っています。長持ちのためには冬場限定での使用が一番大事なのかも知れませんね。

マクロレンズにトライ

2009-12-22 06:24:31 | フォトライフ
 またしても銀塩カメラの話題です。ペンタックスのレンズの豊富さにはあきれるほどです。標準、望遠、広角と一通り揃えると、少し特殊なレンズにも手を出してみたくなります。

 マクロレンズというのをご存知でしょうか。被写体を虫眼鏡で見た時のように大きく写すことができるレンズです。レンズはアリ地獄のようにすり鉢場に落ち込んでおり一番底にちょこんとレンズが見える特殊な形です。こんなレンズまで、ラインナップに揃えている60年代のペンタックスの充実ぶりには目を見張りますね。焦点距離は50mm, F4.0とやや暗いレンズですが、日中に屋外でネイチャー系の花の撮影をするには充分です。この焦点距離ならそんなに大きくないし、画角がそこそこ広いので標準レンズのようにも使うことができて散歩に連れて行っても便利そうです。

 先日、このペンタックスSVに搭載してみました。お気づきの方も多いかも知れませんが"Honeywell Pentax"にあるようにアメリカから里帰りしたレンズです。フィルムを入れたばかりでまだ作例を見てないのですが、どんな画像がとれるのか興味津々ですね。

強烈な一発はやはりこのスティットだ!

2009-12-20 19:08:01 | jazz & vocal
The Hard Swing/Sonny Stitt
(Verve MGV8306 Jp. reissue)


 常にチャーリー・パーカーの影を引きずったアルトプレイで知られるスティットはその実力にも拘らずアルトサックスでは過小評価を最も受けたパーカー派のアルトイストではないでしょうか。個人的には最もパーカーに近いアルトプレイだと思えますが、長生きで多作故、また、これまた実力以下の評価しか受けていないテナーのプレイ故に、焦点がボケてしまい今一歩ジャイアンツの仲間入りできなかった感は否めません。VERVE時代の諸作がカバーも優れたものが多く、彼のリーダー盤では個人的には最も気に入っています。本日は先日の長谷川穂積の鮮烈TKOを思わせるようなKOパンチのカバーが印象に残る"The Hard Swing"をアップいたします。

 メンバーはAmos Trice(p), George Morrow(b), Lenny Mcbrowne(ds)と言う通好みのプレイヤーがサポートします。特にハロルド・ランドのジャズランド盤"Ho!"でのプレイで知られるエイモスやリバーサイドやパシフィックにリーダーアルバムがあるレニーの参加が嬉しいですよね。A面からスティットのパーカーライクなアルトが炸裂し「チャラリチャラリ、チャラリラリラリラ」のとくいフレーズが連発します。この面では冒頭の"I Got Rhythm"、”If I Had You"がいいですね。B面は一曲目のお得意のブルース"Blues for Lester"がブルージーで泣かせますが、"Street Of Dreams", "The Way You Look Tonight", "Tune Up"の3曲がテナーで演奏されています。これを聴くとボステナーことアモンズやズートなどとバトルで対等にわたり合える実力を認めざるを得ないでしょうね。

 所有盤はポリドールが出した国内再発盤ですが、このジャケのインパクトの強さは一回見たら忘れられない強烈パンチですよね。

冷蔵庫に入った南国高知

2009-12-20 06:29:25 | Volkswagen
 超寒いっす。冷蔵庫に入ったような寒さです。

 昨日は昼間も時雨れて寒かったです。朝出勤仕様とすると、毛布が凍り付いてとれません。無理にはがそうとすると、バリバリと音を立てて剥がれて行きますが、なにぶん古い捨てるような毛布です、剥がしたあとにはボディに白い毛玉が・・・。隣にいる女房のNBは朝の柔らかな日射しのおかげで霜はないですが、母屋の日陰になっている66bugのフロントフードには一面の霜です。結局朝の出勤時間の少し前に日向に移動です。移動して霜をとかして毛布を外しました。古い毛布も問題はありますね。

 移動時も一発始動。点火時期調整、ポイントギャップの調整が利いたのかも知れませんが、確かに寒さにも拘らずエンジンストールは少なくなりました。昨日は、高知市内でちょっとした集まりがあり高速を往復しましたが50マイル巡航で快調です。少しですが雪が舞う高速は高知では滅多にありません。12月なのに・・・。今年はスゴい寒い冬になるのでしょうか???

フィルムスキャナーを使ってみました!

2009-12-18 01:06:50 | フォトライフ
 銀塩カメラで作例をブログにアップするにはスキャナーが必須です。ワーゲン仲間でアコギ仲間、最近はフィルムカメラの仲間にでもあるKAZUさんからいただいたエプソンGT-8400UFはとても重宝しています。そのKAZUさんから、フィルムスキャン用のアダプター(トップ画像)が見つかったとメールが入り早速職場に持って来てくださいました。こりゃ、何としてもネガフィルムをそのままスキャンしてアップせねばと思い、本日やってみました。普段は出来上がって来たプリントをスキャンしてアップしていますが、このプリントスキャンとネガフィルムのフィルムスキャンで比較して見ました。





 2枚の画像を見てください。下段がネガフィルムのフィルムスキャン像、上段が従来からやってますプリントのスキャンです。カメラはペンタックスSV(露出計付き)、レンズは105mm/F2.8のSuper Takumar、フィルムはセンチュリアのASA200です。出来については大差がないと思います。問題はスキャン時間です。フィルムスキャンはいいと思いますが、カラーネガを認識するのにひどく時間がかかり待ちぼうけになります。ということで、やはり従来のプリントスキャンで対処することにいたしました。KAZUさん、折角いただいたのですが今のところはプリントのスキャンでアップする予定です。とは言えいつでもアップできますので余裕です。KAZUさん、この場を借りて御礼申し上げます。

ファンベルト交換+α

2009-12-16 22:57:38 | Volkswagen
 昨夜は久々の当直業務、一晩職場で過ごしました。その代償として、翌日は午後からデューティーオフとなります。先日、フラットパワーさんを訪問したときに毛布ワーゲンのファンベルトに小さな亀裂があったので、本日交換に行って来ました。亀裂発見時には、丁度サイズが合うファンベルトが在庫になかったので、発注してもらい交換です。ファンベルトにもサイズがあるのですね。コンバチはフラットパワー在庫のものでジャストフィットでしたが66毛布bugはその在庫分ではユルユルでした。ファンベルトにもいろいろあるんですね!???というのも毛布bugはオルタネターに変わってるしオリジナルパーツはあまりないので型番通りに行かないことも多いんだとか・・・。難しいね。



 帰って見ると職場の仲間のMさんからタラバガニのプレゼントがありました。Mさんは自分にとってはある意味特別なヒトなんですが、こんなに気を遣っていただき申し訳ありません。タラバガニをたらふく食って腹一杯になりました。一度に、こんなに食べたのは長く人間やってますが初めてでした。なんという贅沢!Mさん、ごちそうさま。このバを借りて御礼申し上げます。

効果は期待できないよね?!

2009-12-14 00:28:53 | Volkswagen
 先日、66bugのアイシングの件に付いて書きましたが、やっぱり避けられない空冷ワーゲンの構造的問題なのでしょうかねぇ。確かにマ二にヒーターを付けるなんて方法もあるのかも知れませんが、簡易的にこんな方法をやってみました。フラットパワーの社長Yさんが冗談めかして自分に『毛布をかけるのは?昔の車は良くボンネットに毛布書けてるのがいたよね。』って。確かにそんな気もしたので、丁度捨てる毛布があったのでく66bugのエンジンフードにかぶせてみました。これで朝のエンジンストールが少なくなれば、それに超したことはないのですが・・・。明朝は驚異的に冷え込みそうですから結局は迷信で効果はないのかも知れませんが・・・。

ありそうでないコルトレーンとバグスの競演

2009-12-13 05:32:38 | jazz & vocal
Bags & Trane/Milt Jackson & John Coltrane
(Atlantic SD1368, jp.reissue)


 コルトレーンとミルト・ジャクソンはともにアトランティックレーベルを代表するアーチストで前者ではマイフェイバリットシングズ、ジャイアントステップスすがありますしミルトでは何と言ってもMJQの所作が有名ですよね。同じレーベルならVERVEのグランツのようにいくつか違ったメンバーで共演アルバムができていそうなものですが、不思議と共演がなく本日アップの"Bags & Trane"が唯一無二の今日円盤となっているのです。このアルバムはそれぞれが余りにも有名でかえり見られることが少ないですが、個人的には最初に購入したミルトのアルバムでもあり思い出深い一枚です。

 メンバーもいいですよ!ご両人以外のリズムセクションはHank Jones(p), Paul Chambers(b), Connie Kay(ds)という布陣です。A面はミルト自作のブルースでタイトル曲の”Bags & Trane"で幕を開けます。"Three Little Words"、"The Night We Called It A Day"の2曲が続きます。B面トップがこのLPのハイライト、”Be Bop"です。両者は共演が少ないと書きましたが唯一、ガレスピー楽団においては同じ釜の飯を食っていた訳です。かつてのボスへの敬意を込めた選曲で急速超の演奏は彼らの真骨調とも言うべきプレイが聴けますよね。更に次のブルース"The Late Late Blues"もミルトの本質、ブルースの旨さがきっちりと表現されていて聴きものです。そして、とぎれのないトレーンのソロは圧巻です。リズムでは端正なハンクのピアノは相変わらずですし、チェンバースの力強いピチカートは安心して聴けますよね。

 所有盤は新潟での学生時代に購入したワーナーがリリースしたステレオ再発盤です。恐らく両者の最後の共演と思われるセッションであり貴重ですよね。

IWC

2009-12-12 15:47:33 | 時計

 先日、ブログ仲間のkubottchiさんがボーナスが出たので買いたいなと書いていたIWCのリストウォッチに触発されアップいたします。腕時計はあまり得意ではないですが、王道のロレックスをはじめいろいろなものがありますね。IWCはこの分野に詳しい方なら、あたり前田のクラッカーといわれそうですが、international watch companyの略ですよね。昔どこかで聞きかじった知識ですがスイスにありながらアメリカ人が創始した会社であるために社名が英語表記であるらしい。いわゆるパイロット時計が有名ですが、他にもポルトギーゼやダヴィンチなど個性あるラインナップは時計好きには放っておけないブランドですよね。

 自分もかつて時計好きで、IWCのフリーガークロノグラフを所有しています。シンプルで無骨なデザインが好みの一品です。購入してもう15年弱になりますが飽きのこないスタイルはいいですね。ベルトは純正革製ですがブレスもあると言います。夏場は革製べルトはダメですが涼しくなると使用したくなりますね。久々に取り出して動かしてみましたが、休んでいてもきちんと動いてくれる信頼ある機械式時計はさすがとしか言いようがないですね。


モノが違うアニタのボーカル

2009-12-11 03:41:27 | jazz & vocal
ANIT/Anita O'day
(Verve MV4023 jp.reissue)


 白人女性ボーカルでは、マイナーな歌手まで発掘されて一枚しかアルバムをリリースしていないような女優さんまでコレクターのハンティングの対象になっていますよね。こんなマイナーな歌手のボーカルばかり聴いていて、突然オーソドックスにアニタ・オデイなど聴いてみるとやっぱり格の違いをまざまざと見せつけられた感じを誰でも持つに違いないですよね。本日は、数あるアニタのアルバムでも人気が最も高いと思われるVERVEの"ANITA"です。

 ツボを心得たバディ・ブレグマンの伴奏にのって唄うアニタのフラット気味にハスキーに唄うアニタのボーカルを聴いていると、ジャズボーカルはこうじゃなくてはと膝を叩いてしまう請け合いです。女優さんのボーカルに熱を上げるのなんてバカバカしいと思ってしまいます。曲名は説明不要でしょうが、"You 're The Top", "Honeysuckle Rose"そして名唱”ナイチンゲール”と続くA面冒頭の素晴らしさは万人が認める歌唱であろうとおもいます。B面の個人的に好きなNo Moon At All"もいいですし、最後を飾る"Beautiful Love"が終るといつももう一回皿を回してみようという気持ちにさせてくれる数少ないアルバムの一つでもありますよね。ポール・スミスやバニー・ケッセルのソロも実に効果的でありボーカルファンならずともご自身のレコード棚に収納している盤ではないでしょうか?

 何度もオリジナルの遭遇しながら、未だにカバーの画像の解像度が悪い1500円で買ったポリドールの再発廉価盤で聴いています。でも内容は間違いなくアニタの最高傑作ですよね。