67camper's Blog

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ブルーベックの美脚カバー

2009-12-07 00:11:57 | jazz & vocal
Anything Goes!/Dave Brubeck
(Columbia CS9402)


 女性の足をジャケットカバーにしたアルバムでは何と言ってもソニークラークのCool Struttin'が有名ですがこのブルーベックの美脚カバーも比較的有名なのかもしれません。他には以前にも取り上げた我が痛恨のアルバム"PORGY & BESS"やCal Tjaderの" San Francisco moods"がパッと思いつくところですがあんまりないですね。顔がなく足のみというのは妙に想像力をかき立てられますので印象に残るのではと思います。本日はこのブルーベック盤です。

 演奏はいつものカルテット、Dave Brubeck(p), Paul Desmond(as), Gene Wright(b), Joe Morello(ds)の演奏で題材はすべてポーター作曲のスタンダードです。テンポのある曲ではリーダーの叩きつけるようなコード奏法、スローでは低音を生かしたシングルプレイがいいですし、ゆっくりになると途端にデスモンドの魅力溢れるアルトソロに耳を奪われてしまいます。個人的には、A面では意表をついたスローナンバーに仕上がった"What Is This Thing Called Love"が好きですね。B面ではドラムのモレロが活躍する冒頭の”I Get A Kick Out Of You"が好きですね。ブルーベックバンドでは何と言ってもデスモンドが聴きものなのでしょうが、モレロのドラミングの素晴らしさは皆さん御存知の通りですよね。有名曲に乗ったカルテットの快演は聴き応え充分ですよ!

 所有盤はコロンビアの2eye, stereo盤です。テイクファイブばかりが先行してしまってますがさすが人気バンドですよね。