67camper's Blog

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2台のペンタックスSP

2009-12-05 14:18:01 | フォトライフ
 今やデジイチの世界ではキヤノン、ニコンが一歩リードした感じがありますが、1960年代のフィルム一眼レフでは恐らく最も普及したブランドがアサヒペンタックスではないでしょうか?豊富な交換レンズを備えた日本初のシステムカメラと言っても過言ではないでしょう。いつも紹介する1962年発表のペンタックスSVもセルフタイマーを搭載し画期的な機種でありましたが、最も普及したのがこのSPであろうと思います。SV時代のクリップオン露出計から内蔵露出計に変更されこれを搭載した一眼レフは一つの完成型かも知れません。これがなかなか使い勝手がいいですよ。フィルム一眼レフの入門機にどうぞなんて良く書かれてるカメラです。





 これで撮影したものですが、カラーネガのラティチュードの広さもあって露出計を信じてシャッターを切って結構きれいに撮れてしまいます。上の2枚が標準レンズ(55mm, F1.8)、下の2枚が望遠レンズ(135mm, F3.5)でのショットです。望遠レンズはオヤジのSVについてた物で、ある業者で見積もりしてもらったらOHに10000と査定されたものです。少なくともカラーネガレベルなら大丈夫そうです。





 画角の違いも楽しめますし、絞りをいじって独特のボケ味も楽しめます。カリカリのデジイチにないソフトな仕上がりに嵌ってしまいますねぇ!ランニングコストと現像待ち時間はどうしても解決できないですけどね。ハーフと違った正当派35mmのサイズはやっぱりスゴいですね。