Blue Bash/Kenny Burrell&Jimmy Smith
(Verve V6-8553)
(Verve V6-8553)
オルガンに市民権を与えたジミー・スミスはオルガン/ギター/ドラムスからなるオルガントリオのフォーマットを確立したと言えますよね。彼が契約していたブルーノートにはギターとの見事なコラボが収録されたものが多くジャズファンの皆様も比較的良く聴かれているのではないでしょうか?スミスとの共演で知られるギタリストではケニー・バレルとウェス・モンゴメリーがやはり注目です。特にバレルはBNでの共演盤がかなりあるかと存じます。BNではスミスがリーダーでしょうが、バレルがリーダーと思えるこのヴァーブ盤"Blue Bash!"も同趣向でバレルのブルージーな絶妙プレイを楽しめます。
63年の録音で2人にくわえ ,Bill English, Mel Lewis(ds), George Duvivier, Mlt Hinton(b), Vince Gambella(g), Art Marotiti(perc)が曲により参加する格好です。何と言っても各面のトップを飾るブルースでのケニーのプレイが最高です。もちろん"Easy Living", "Soft Winds"のプレイもメロディックな演奏で、ケニーの歌心が充分に発揮されています。
所有盤は再発輸入のステレオ盤です。リリースがもしBNだったら、有名になった弟あろう好アルバムだと思います。