67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

1959年夏,犬が欲しいなあ・・・

2007-05-06 16:03:47 | Weblog

 最近子供が良く犬を飼いたいといいます。  
 自分は子供の時から,犬好きの両親の影響もあり2匹のジャーマンシェパードと生活していました。自分が生まれる前から実家にいたベル,小学5年から大学4年までいたサリーはいずれも訓練を施したジャーマンシェパードでした。子供たちが、その頃の写真をみせて欲しいとしきりに言うモノで,実家の倉庫をごそごそやって何とか一枚引っ張りだして来た一枚の写真です。1959年夏,実家近所の海岸でオヤジが撮影したショットです。浴衣を着た幼児は何を隠そう67camperです。この犬は良く吠える犬で,オヤジが凄く厳しく育てていました。絶対服従の姿勢をいやというほど叩き込まれた犬で,番犬としても優秀、家族には優しい良い犬でした。”食器”と言えば水飲み場に自分の食器を食わえて持ってくる賢い奴でした。自分にとっては犬と言えば,ジャーマンシェパードしか考えられないですよね。でも今の時代,大型犬には受難の時代で、数も少ないし,散歩させる場所もないし、吠えただけで近所から苦情が来そうだし・・・。やはりこれは実現が難しそうかな。



 でもって、実家には両親が健在で、一匹のネコ飼っています。自分が結婚する前に熊本からやって来たアメリカンショートヘアのビビです。もう11才ですから,昼間は寝ていることが多いよね。寝ているときにちょっかいを出すと今でも強烈なネコパンチを浴びせてくる勝手な奴ですが憎めないんですよね。

 犬やネコを飼い始めるとライフスタイルも変えなくちゃならないところも多く、飼い始めると10-15年は制約を受けますからね・・・。女房は「既に子だくさん,もう口がある生き物はいらん!」と言うし実現は難しいかも・・・。

こんなボーカルを生で聴いてみたい!

2007-05-06 04:53:53 | jazz & vocal
Bette St. Clair At Basin Street East/Bette St. Clair
(Seeco CELP-4560)

 Seecoというレーベルも変わっていますよね。元々、ラテンを主体としたレーベルで片手間にジャズのアルバム作成を行っていたらしいですね。インストでは渋いアルバムをいくつも制作したドーンレーベルとは関係が深く、ズート・シムズのドーン盤「アート・オブ・ズート」がこのレーベルからカバーを変えて発売されていますよね。おそらく、ジャズファンの最も知られているSeecoのアルバムはこれかも知れませんね。

 さて本日のアップは,Seecoのボーカルといえばこれをおいて他にはないと常々思っている盤です。本当に趣味のよいボーカルだと思います。Bette St. ClaireのSeeco盤です。バックのStan Free Quartetが本当にジャジーで心地よいですね。A-1の"You Took Advantage Of Me"でもう既にノックアウトです。ジャズ批評ではソフトでクール,白人的と評されたボーカルですが,適度にハスキーな声で、このノリ、グルービーなボーカルはむしろ黒人的に思えます。A-2の"Moonlight In Vermont"の卓越したバラード唱法も聴きのがせません。物悲しい"Lonelyville"ではちょっとビリー風にも聞こえますね。サイドBでも"Crazy Rhythm", "I Get A Kick out Of You", "Like Someone In Love"などスタンダードがとりあげられ選曲的な魅力も充分です。伴奏陣の素晴らしさも注目でStan Free(p), Mundell Lowe(g), George Duviviier(b), Ed Shaughnessy(ds)の4重奏団がつとめます。特にB-1の"You Turned The Table On Me"できかれるFreeの艶のあるピアノの音色やLoweのオブリのうまさも光りますね。"Crazy Rhythm"のDuvivierのWalking bassも良いですよ。インストファンも充分楽しめる内容と思います。

 

 Seecoのレインボーラベルのステレオ盤で多分オリジと思います。素晴らしい録音で各楽器も深みのある艶っぽい音色で捉えられていて,こんなセットのライブを生で聴いてみたいと思わせるアルバムですね。