67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

新潟スワンと仙台カウント

2007-05-20 15:58:19 | jazz & vocal

 出張も一人でうろうろしているとついついジャズの店に入ってしまいます。フラッシュについては前のログで詳しくアップしましたが、もう一つの新潟の老舗はこのスワンです。お昼にお邪魔しましたが、ママが一人でカウンターの中におられました。著作権の問題でご苦労が多いのでしょうね。でも元気そうでした。以前のような,LPの演奏ではなく,ほとんどCDをかけているようでした。プレーヤーの上にはCDのプラケースが積み上げられていましたね。



 マイルスのカインドオブブルーとゲッツのイン・ストックホルムをかけてくれました。ここの音もCDのためか硬質の音でいいですね。JBL 4341らしいです。  

 

 そして今回の出張のメイン,仙台です。仕事は軽くすませて,牛タン食ってから,一度行ってみたかった有名なジャズスポット・カウントに初めていきました。この細い路地,扉の向こうが知る人ぞ知る有名ジャズスポット・カウントです。一関のベイシーとは姉妹店ですかねぇ?狭い店内ですがアルテックA7(と思う?違ってたら教えてください)の音、素晴らしいです。全てLP!完璧です。多分もう30数年になろうと思われる店内のメニューなどビンテージな雰囲気。ソファも堅さが丁度。テーブルも飾り気がなくって気に入りました。結局,2晩連続で通いました。 モブレイのバ-ドランドライブ、ズート(パブロ)、マイルス1958、ドン・ファーガキスト、モブレイのワークアウトなど、老舗ならではの選曲に脱帽です。仙台にいくチャンスがあればまた御邪魔したいモノです。

旧態依然のジャズ・フラッシュ

2007-05-20 14:38:04 | jazz & vocal

 69conv.の出来具合を確認し,一路新潟へ。新潟は学生時代を過ごした懐かしの街です。富山からは,特急北越号で3時間。糸魚川から新潟県なのですが,ここからが長いんです。やっとたどり着き,新潟駅前にでると,やはり4月から政令指定都市の仲間入りしただけのことはあります。 25年前よりかなり賑やかになった感じがします。



 素早くホテルのチェックインをすませて,大学時代にお世話になったジャズフラッシュへ。自分のジャズコレクションの原点はここと言っても過言ではありません。新潟市内、東堀通りと古町の間のソープ街の真ん中のジャズ喫茶でロケーション的には女性が一人では立ち寄りにくいかなぁ?。周りのソープも店名がかわった所も多く,四半世紀の年月を感じます。 店の前にたどり着くと,ドアも同じ,壁画も同じで急に懐かしさがこみ上げて来ます。ギーッとドアを開けると,マスターが一人でTV見てました。水曜はこの辺りは休みの店が多くて暇なんだそうです。早速,握手で迎えられ懐かしい話に花が咲きました。



 12-3年前に出張時にちょっと御邪魔した時から言うと店の中は少し広くなりライブができるスペースが作られていました。ブログ仲間のSwing a-go-goさんが今年始めにここでライブをやった筈です。マスターもおぼえていらっしゃいました。”あのボーカルのひとね!”と。

   

スピーカーも同じバイタボックス。エイジングを重ねたこの箱はいい音出してます。

   

 例によってソニクラとアニタオデイをかけていただきました。フラッシュで聞くソニー・クラークは格別です。当時の常連の顔がフラッシュバックします。レコードを店内に紹介するフレームやA/B面を提示する札も当時のままでした。確かにマスターのS氏,“変えない人”なんですよ。これも昔のまま。早い話が単なる頑固者なんですが・・・。閉店まで話してホテルに帰りました。明日は,懐かしの新潟を楽しむぞ!でも雨みたい。

BUGWORKS, 69Conv., そして”ススタケ”

2007-05-20 12:25:42 | Volkswagen

 職場の方々には申し訳ないと思いながら,今回の出張に合わせてちょっと寄り道をさせていただきました。volkswagenのプロショップ,富山BUGWORKS訪問です。既に,66bug, 67westyとH社長にはお世話になりっぱなし。一度機会があればと思い続け,やっと念願が叶いました。今回は69conv.をレストアしていただいていることもあり,その過程を見せていただくと言うこともあり、少し方向は違うけど仙台も富山も高知から見りゃ東方であまり変わりはないだろうと新大阪から特急サンダーバードに乗ること約3時間半,富山駅におりました。駅へは社長自ら69conv.で迎えに来ていただき恐縮です。

 BUGWORKSは富山市内にあり、こんなにまとまってきれいなVWを店頭で見ることがないのではやくも感~動~!ショップに中にはレアなパーツがショーケースに納められVW好きには堪らない空間でした。近日中に,ショップ移転とのことでリニューアルすれば更に凄くなりそうですね。



  

 自分のカフェオレは一階の工場でフロアをリペアしたシャーシとバラバラのエンジン、ショックという格好で横たわっていました。シャーシだけみると本当にこじんまりとした感じです。

 

 ショップの中には自分の69convにつけると言うオリジナルバンパー,リフレクター,オーバーライダー,ビ-ティング、タイヤなどがストックされていました。

  

 ボディは少し離れた工場で板金,塗装の段階で少し寝かせているとのことでした。ちゃーんとL620のボディカラーのタグも残っていました。ボディの前後をつなぐドア下の部分(今まで考えたことがなかったですがカブリオレではこの部分だけで前後がつながっておりここが痛んでいると剛性に問題が出るらしい。)の状態がこの個体はかなり良いとのことでした。よかった!塗装はまだで下地をやって寝かせているとのことでした。まだかかりそうですね。はやく来ても真夏は暑くて乗れそうもないので、ゆっくり待ちましょう。



 滞在は数時間でしたが,ショップでススタケという筍を焼いていただきました。高知では見たこともない筍です。なかなか上品な味でしたね。お土産用の鱒寿司を高知に送る手配までしていただき恐縮です。H社長に富山駅まで送っていただき,旧友にあうべく新潟へ。出張の仙台は遠い!!!

NYC、カーネギーホールのライブ

2007-05-20 08:28:48 | jazz & vocal
Joni James at Carnegie Hall/Joni James
(MGM E3800)


 ちょっと出張+αでネット環境になかったモノで,コメントをいただいたのにリプライできずすみませんでした。「田んぼの中のジョニフリーク」のririさんが"Joni James At Carnegie Hall"を入手されたようで、このアルバム久しぶりに聞いてみました。 以前アップした100 Strings And Joni/Joni James(MGM E3755)同様にストリングス入りのジョニです。この盤はイギリスでの録音でしたが,今回のはタイトルどおりNYCの57丁目,7番街に位置するカーネギーホールでの実況録音盤です。80年代、個人的には初めて訪れたアメリカがNYCでしたが、宿泊したDAYS INNからもとても近く、重厚な造りのカーネギーホールのたたずまいが脳裏に焼き付いています。

 さて,このアルバム,ジョニの盤では多いのですが,気の利いたイラストカバーが使われています。カバーもGatefoldで、白基調のバックに黒のみで書かれたJoniのイラストが美しく,彼女が持ったバラのブーケと観客そしてロゴに赤が使われています。歌唱の方はまず序曲"Joni James Overture"に始まり,MCを交えながらライブは進んでいきます。ジョニのボイスは細いですが透き通った高音を駆使したボーカルとその容姿がアメリカ人を強く惹き付けるのでしょうね。A面ラストの"When I Grow Too Old To Dream "のririさんの言葉を借りると”今にも泣き出しそうな”感じが良くでており、A面締めくくりにふさわしい歌唱となっています。B面の"Why Don't You Believe Me", "Danny Boy", "Come Back To Sorrento", "Let There Be Love"のくだりも好きですね。

  所有盤はMGMのブラックラベル。コーティングのきいたgatefold coverと思わずジャケ買いしそうなイラストカバーが秀逸な一枚です。