67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

梅雨入りまじか・・・の紫陽花

2006-06-04 11:13:19 | 輸入住宅

 梅雨に入りそうで入らない昼下がりですね。久々ののんびり日曜日ですが、自分の部屋だけは熱気ムンムンです。というのも自分の部屋は窓が少なく真空管アンプと白熱灯の放熱が災いしています。(まあジャズを聴いたりギターを弾いたりするにはもってこいですが・・・。冬場は他より数段暖かい!)さらに全館空調のため他の居住空間を考えると冷房を入れる事も出来ず自分の部屋だけが超暑い状態です。この季節はじめじめしていやですね。こんな中でjazzを聴いてま~す。
 自宅の周りも、雑草が増えて来て醜くなって来ています。玄関脇のちょっとした花壇に植えている、紫陽花が咲き始めました。これが出てくると梅雨ですね。築6年で少しすすけて苔むす状態のラップサイディングとブルーのパインシャッター、ライラックカラーの紫陽花と木々の緑が妙にマッチしていましたのでUPしてみました。
 いよいよ本格的な梅雨ですね。

クリス・コナーとメイナード・ファーガソン

2006-06-04 07:00:14 | jazz & vocal
このログは2006年3月17日にアップしたものですが、この記事に集中的に無関係なトラックバックを送られるため、オリジナルのログを削除し、再度のアップです。


Double Exposure/Chris Connor and Maynard Ferguson

(Atlantic 8049)  

 今日は久しぶりにボーカルでも聴いてみよう。ということで白人女性ボーカルでは超有名、魅惑のハスキーボイスのクリス・コナーです。このアルバムでは Maynard Ferguson Bandとの共演のAtlantic盤です。Fergusonはいつものハイノート連発でインスパイアされたコナーのボーカルとの相性はバッチリです。ア レンジは後のCTIレーベルで活躍するDon Sebeskyです。  

 A-1のサマータイムから、コナーのノビのあるハスキーボイスがゆったりとしたリズムに乗ってあらわれ気持ちがいいですね。間奏の Fergusonのトランペットも好調です。"I Only Have Eyes For You", "It Never Entered My Mind"と個人的に好きな曲が並びます。B-3の"Black Coffee"もいいトラックです。クリスの歌唱のバックのアンサンブルのオブリガートがカッコいいですね。ここではFergusonはミュートをつけて ますがハイノートをヒットしまくりです。

 クリス・コナーのAtlantic時代には、たくさんの名盤がありますが、ファーガソンとの共演のこの盤もなかなか捨てがたいですよ。 盤はアトランティックのオレンジ/紫、白ファンで多分オリジナルです。ジャケもやたらと紙質がぶ厚くいい感じです。

いただいていたコメントは以下の通りです。

おはようございます。 (swan) 2006-03-17 06:35:59
またまた見たことのないレコードです(笑)私の手持ちのコナーのアトランティック盤は・・と探すと“chris connor/Atlantic 1228”というレコードがありました。(勿論国内盤です 笑)しばらく聴いてないものでしたが、裏を見るとJ.Lewis O.Pettiford C.KayらのカルテットやZ.Simsが入ったコンボが伴奏をつけているではないですか。(今頃発見している)早速今晩再聴してみます。それにしても 67camperさんオリジ盤とは羨ましいです。

Chris Connor/Atlantic 1228 (67camper) 2006-03-17 06:50:09
swanさん、おはようございます。自分もこのLPは国内盤、それも1500円で買った廉価盤です。モノクロのカバーの奴ですよね。これも いいですね。クリスクラフトと並ぶatlanticのConnorの代表盤と言われているあるばむですよね。クリスクラフトは以前にwebの方でUPして います。
http://mb.scatv.ne.jp/~masa10/chrisconnor.html
どのアルバムとってもコナーのハスキーボイスがすばらしいです。
大好きなシンガーです。


攻撃されたWallington

2006-06-04 06:35:21 | jazz & vocal
このログは2005年10月20日にアップしたものですが、この記事に集中的に無関係なトラックバックを送られるため、オリジナルのログを削除しました。戴いたコメント、TBは本文中で可能な限り再現しました。こう言うネット上の攻撃はけしからんです。どういうつもりなんでかねぇ!!!


The New York Scene / George Wallington
(New Jazz 8207 jp reissue)


 Wallingtonは40年代後半から50年代に活躍した白人ピアニストです。日本に幻の名盤ブームが席巻したおり、"The Carrriage Trade"や"Live at the Cafe Bohemia"などは恐ろしく高価でしたね。今では国内盤、CDで容易に手に入りその演奏がベールを脱いだと言えます。  このアルバムは前述の2枚のアルバムほど知名度はないですがフロントにドナルド・バード、フィル・ウッズを加え、funkyでemotionalな演奏 が聴かれます。個人的にA-1の"In Salah"が哀愁のあるテーマで大好きです。作曲は、モーズ・アリソンです。


Back Country Suite/Mose Allison
(Prestige 7091 ojc reissue)


 Allison の"In Salah"はこのデビューアルバムで聴くことができます。blues feelinngあふれる好演です。古いサイディングの壁とドアのカバーが素敵です。アリソンはこのアルバムを始めプレステッジの他のアルバムでも渋い ボーカルを聴かせてくれます。Salahは北アフリカ/モロッコの古都でローマ帝国時代に栄えた街の名前とのことです。何となくエキゾティックなメロディ ととてもマッチしています。マイナーなアーティストかもしれませんがチャンスがあれば聴いてみてください。

いただいていたコメントは以下の通りです。
 
TBありがとうございました (バブ) 2005-10-23 20:27:48
TBありがとうございました。 ウォーリントン、いいですよね。 「THE PRESTIDIGITATOR」なんかもけっこう聴きますよ。 これから、飲みに出かけまーーーす!!

the prestidigitator (67camper) 2005-10-23 21:02:09
そうですね。 これはJRモンテローズのテナー・ワンホーンのIn Salahが聴けますよね。 このテナーのかさかさの音色がいいですよね。 モンテローズの隠れた名演かもね。

いただいたTBです。
George Wallington『Jazz For The Carriage Trade』 (kumac's Jazz)  
ビーバップの、あたかも神から授けられたかのような奇跡的なフレーズが洪水のごとく、ジャズの新しい即興による創造行為として、パーカーやパウエルらに よって、生まれ続けていたときに、その音楽性に共感し、ジャズ界に身を置き、バッブのピアニストとして演奏方法を身に・・・・・・

Jimmy & Wes

2006-06-04 02:07:35 | jazz & vocal
The Dynamic Duo/Jimmy Smith & Wes Montgomery
(Verve V6-8678)


 ビッグネームの共演はともすれば、コンセプションの違いで思っていた程の効果が上がっていないと感じる事も多いかと思います。ジミー・スミスとウェス・ モンゴメリーはそれぞれの楽器を代表する第1人者であると万人が認めるところであります。ギターとオルガンというのは楽器の組み合わせとしては最もポピュ ラーな組み合わせですが、この2人の強烈な個性の共演を実現させたクリード・テイラーの手腕に脱帽です。ジミー・スミスはブルーノートの重要なアーチスト として抜群の人気を誇り、すでにその名声を確立していましたし、ウェスもリバーサイドのアルバム群で独自のピックを使わない演奏スタイルとそのオクターブ 奏法で第一人者の名声を欲しいままにしていました。ともに後にはややコマーシャルな音楽スタイルに変わっていく訳ですが、ここではまだ黒人ならではのファ ンク、グルーブが横溢する演奏で、その強烈な個性の2人の共演をさらに煽るオリバー・ネルソンのビッグバンドの演奏、そしてアレンジャーとしての彼の役割 も特筆ものです。彼らの本来の強烈なグルーブ感が火花を散らせたすばらしいビッグバンドアルバムがこれです!!!  

 サイドAが何と言っても素晴らしいですね。A-1の"Down By The Riverside"からもうノリノリです。両者のソロが素晴らしいのはもう当たり前、バックに回った時のコンピング、コードワークも聞き物、さらにネル ソン楽団のセカンドリフも演奏を盛り上げていきます。A-2のジミー・フォーレストのナイトトレインもR&Bの名曲ですが、8ビートに乗ったノリノリプレ イで、ここまで聴けばこの共演がいかに素晴らしいかわかる筈です。サイドBでは、ネルソン楽団抜きのカルテット(ジミー、ウェス、レイ・バレットのパー カッションとグラディ・テイトのドラム)の演奏も2曲あって彼らのコンボ演奏も楽しめますが、サイドAのダイナミズムにはかないませんね。  

 腕をクロスさせてサンドウィッチをほおばる2人のカバーが印象的です。1966年の録音で、この時代のVerveはオリジナルがT字MGMですかねぇ?情報ありましたら教えてね!!!