67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

折れたBUGのサイドモール

2006-06-16 21:23:53 | Volkswagen

 最近はVWネタは、いつも”どこか壊れた”など契機の悪いネタばかりになってしまいます。“形のあるものはいつか壊れる!”というのは、全くそのとおり。うちにはすぐにこわれるようなもろいもの、そんな一品が多すぎます。2台のVWsもそうですし、アンティークのキャンプ道具、純正テント、アコギ、オーディオ、レコードなどすべてがもろい(friable)な道具や品物がやけに多い事に気がつきます。いつも、何かが故障の危機に瀕しているわけです。でもこういった面倒くさい道具がどうしても好きな自分が居ていつもこう言った悩みを抱えています。

 さて、今日の登場はうちのデイリードライバー66bugです。先日の大雨の朝でした、子供を学校まで送っていったのですが、彼らが車が降りるとき事件は起きました。最近の小学生は、時代背景を反映して防犯ベルをランドセルにつけているのです。この防犯ベルのヒモがくせ者です。車を降りるときにbugのサイドモールに引っかかってしまいました。彼らの動きに反応してサイドのモールは車から無惨にはぎ取られてしまいました。画像の矢印部分をヒンジにして車から起き上がりモールは曲がってしまいました。本日、やっとお世話になっているフラットパワーさんに持っていき叩いて修理してもらい、やっと乗れるようになりました。画像でわずかに折れたラインが確認できますかねぇ?

 壊れるものとは言え、なるべく大事に使い長くつきあいたいものです。

アランフェス協奏曲

2006-06-16 02:17:35 | jazz & vocal
Collaboration/Modern Jazz Quartet with Laurindo Almeida
(Atlantic SD1429)


 皆さんご存知のアランフェス協奏曲はスペインのギタリスト&コンポーザー、ホアキン・ロドリーゴが作曲した美しい旋律で知られる曲です。これをジャズに 取り入れたのは、マイルス・デイビスとギル・エヴァンスでアル事も衆知のとおりです。ギターの曲だけ有って、CTIのジム・ホール、そしてこのローリン ド・アルメイダとギタリストのアルバムにも名演がありますよね。アルメイダはこのアルバムで録音後、時期をおいてLA4というユニットでも再録しています ね。ここでは、ジョン・ルイスのクラシックを始めとするヨーロッパ音楽への深い傾倒がブラジル、サンパウロ生まれのギタリストであるローリンド・アルメイ ダのギターと絶妙のブレンドを示し、たぐいまれな美しいコラボレイションとなっています。

 サイドAはジョン・ルイスのオリジナル3曲とバッハのFugue In A Minorの4曲構成で、いつものルイスのクラシックミュージックよりの演奏が聴かれます。このアルバムの聞き物はB面だと思います。1曲目のジョビンの "One Note Samba"ではアルメイダのギターソロプレイとルイスとジャクソンのバックでのコンピングが素晴らしいですね。この曲意外はA面を含めすべてがルイスの アレンジで行われています。哀愁のあるテーマをもったFoi A Saudadeの短い演奏を挟み、最後がハイライトのアランフェスです。アルメイダが"I am very proud of this performance. It is one of the best things I ever did."と語ったぐらいで、この美しい曲の名演の一つだろうと思います。マイルスの演奏に比べればインパクトは低いでしょうが、原曲の美しさをいかした ガットギターのプレイはジム・ホールの有名なバージョンよりも知名度は低いでしょうが一聴の価値があると思いますよ。

 センターレーベルはアトランティックのgreen&orangeレーベルで、米国再発盤と思います。