今日は昼食の介助へ11時40分過ぎにサキさんの特養へ。
サキさんは車いすに乗って、スタッフの方から栄養剤を飲ませてもらっていた。午前中にお風呂に入ったらしくさっぱりした様子でした。後頭部の髪の毛もぺちゃんこになってなかったです。ほどなくして昼食が運ばれ、スタッフの方に変わってサキさんの昼食介助を行いました。
今日のメインは、キツネそばです。トロミ食ですが芸術的に仕上がっています。お揚げさんも、麺も、本物のような見た目です。
サキさんはいつものように淡々と口を開け、数回噛み、そして飲み込みます。全く表情を変えずに、どこか遠くを見つめるような視線のまま、淡々と、黙々と食事をすすめています。
私の声掛けにもほとんど反応なく、そして、今日はおそらく私が来ていることも理解していたかどうか疑問です。
今日のサキさんの食事は、噛む回数が少なかった気がします。口の中に入った
食べ物をすぐに飲み込んでしまいます。スタッフの皆さんの話でも、飲み込むのは最近早いようです。ソフト食なのでまだよいのでしょうが。明日は水曜日なので夕食の介助に行きます。普通食が混じるのでしっかり噛むように声掛けをするつもりです。
それにしても
サキさんは何を思っているんだろう。何を考えているんだろう。できる限りサキさんの気持ちを推し測ってみるのですが、反応のほとんどない今日みたいな日は、全くわかりません。ちょっとでも反応があると、こちらも張り合いが出てくるのですが。
今日は昼食の介助をして、すぐに帰りました。ほかの人はどのくらい面会時間をとっているんでしょう。2時間くらいなのでしょうか。私一人の時は平均90分くらいかな。時間の長さではなく、中身の濃さの問題とも思いますが。
寂しそうな、そしてつまらなそうな、そんなサキさんでした。